专利摘要:

公开号:WO1990002381A1
申请号:PCT/JP1989/000192
申请日:1989-02-23
公开日:1990-03-08
发明作者:Hideki Yoshizawa;Hiroki Iciki;Hideki Kato;Yoshihide Sugiura;Kazuo Asakawa;Hiroyuki Tsuzuki;Hideichi Endo;Takashi Kawasaki;Toshiharu Matsuda;Chikara Tsuchiya;Katsuya Ishikawa;Hiromu Iwamoto
申请人:Fujitsu Limited;
IPC主号:G06N3-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 発明の名称
[0003] ニューロ コ ン ピュータ
[0004] 技 術 分 野
[0005] 本'発明は、 ニューロコ ン ピュータに関し、 特に、 アナログニューロ ンチップをアナ口グ時分割伝送路 によ り結合する こ とで実現されるニューロ コ ンピュ ータに関する ものである。
[0006] 背 景 技 術
[0007] 10 従来の逐次処理コ ンピュータ (ノ イ マン型コ ン ビ ユータ) では、 使用方法や環境の変化に応じてコ ン ビュータのデータ処理機能を調節することが難しい ので、 適応性を有するデータ処理方式として、 新た に階層ネ ッ ト ワークによる並列分散処理方式が提唱
[0008] 15 されてきている。 特に、 ノ ッ クプロパゲーシヨ ン法 と呼ばれる処理方式 (D.E.Rumelhart.G.E.Hinton, and R.J.Will iams, し earning Internal Represen tations by Error Propagation, "PARALLEL DISTRIB UTED PROCESSING, Vol.1, PP.318-364, The MIT Press:
[0009] 20 1986) が、 その実用性の高さから注目されている。
[0010] ノ ッ ク ' プロパゲーシ ョ ン法では、 基本ュニッ ト と呼ぶ一種のノ ー ドと重みを持つ内都結合とから階 層ネ ッ ト'ワークを構成している。 第 1図に、 基本ュ ニ ッ ト 1 の原理構成を示す。 この基本ュニ ッ ト 1 は、
[0011] 25 連続ニューロ ンモデルに類似した処理を実行する。 1 すなわち、 これは多入力一出力系となっており、 複 数の入力 { Y h } に対しそれぞれの内部結合の重み { W i κ } を乗じる乗算処理部 2 と、 それらの全乗 箕結果を加算する累箕処理部 3.と、 この加箕値に非
[0012] 5 線形の閻値処理を施して 1 つの最終出力 Χ ί を出力 する閾値処理部 4 とを備える。 第 2図は階層型二 ユーラルネ ッ トワークの構成概念図である。 構成の 多数の基本ュニッ ト { 1 一 h , 1 — i , 1 一 : j } が、 第 2図に示すように階層的に接続されることで、 入
[0013] 10 力信号パターンに対応するところの出力信号バター ンが出力されることになる。
[0014] 学習時には、 出力パターンと目的とする教師バタ ーンの差が小さ く なるように、 各階層間の結合の重 み { W i h } が決定される。 このような学習は、 複
[0015] 15 数の入力パターンに対して行われ、 多重化される。
[0016] また、 連想時には、 入力パターンが学習時に入力し た完全情報と少し異なる不完全な情報であっても、 学習時の教師パターンに近い出力パターンが得られ ることにより、 連想処理が可能となる。
[0017] 20 このような構成のニューロコ ンピュータを現実の ものとしてい く ためにば、 階層ネッ トワークを構成 することになる基本ュニッ ト 1間のデータの授受を. できる跟'り少ない配線本数で実現してい く必要があ る。 このこ とは、 複雑なデータ処理を実現してい く
[0018] 25 ために、 階層ネ ッ トワーク の構成をより多層化した 1 り、 基本ユニッ トの数を増してい く必要があるとい う背景のもとで、 どう しても解決していかな く ては ならない課題の 1 つなのである。
[0019] しかしながら、 先に説明したデータ転送方式では
[0020] 5 第 2図に示す階層ネ ッ トワークの構成からも明らか なように、 2つの層間の配線本数が極めて多く なる ことから、 階層ネ ッ トワークをチップ化するときに. 小さ く できな く なると共に、 信頼性を高めることが できな く なるという問題点がある。 例えば、 隣接す
[0021] 10 る 2つの層の基本ユニ ッ ト数を同じとし、 すべての 基本ュニ 'ン ト 1 が互いに接続されるという完全結合 を想定するならば、 配線本数は基本ュニッ ト数の 2 乗に比例して増加することになる。 このように、 配 線本数が急激に増加してしまう。
[0022] 15
[0023] 発 明 の 開 示
[0024] 本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであつ て、 少ない配線本数で階層ネ ッ ト ワークを構成する 基本ュニッ ト間でのデータの授受を実現できるよう 20 にすることで、 ネ ッ トワーク構成データ処理装置を 実現できるようにすることを目的とするものである c 第 3図は本発明のニューロコ ンピュータのシステ ムブロ ッ ク図である。
[0025] ニューラ ルネ ッ トワーク 1 8 は各層の入力側にあ 25 る共通の第 1 のアナログバスからアナログ信号を時 1 分割で入力しデジタル重みデータを用いて積和演算 を実行してアナログ信号をその層の出力側にある共 通の第 2 のアナログバスに出力するアナログニュ一 口プロセ ッサ (以下 A N P と記す) の集合を層とす
[0026] 5 る少な く とも 1層以上のネッ トワークである。
[0027] 制御パターンメ モリ 1 2 は前記ニュ一ラルネ ッ ト ワークの制御信号のパターンを格納する。 重みメモ リ 1 4 ば重みデータを格納する。 シーケ ンサ 1 3 は 該制御パターンメ モリ 1 2及び重みメ モリ 1 4 のァ
[0028] 10 ドレスを発生する。 デシタル制御手段 1 5 は M Pひ と主記憶を有する汎用の処理装置であってネッ トヮ ーク 1 8 と 0 / 及び八/ 0コ ンバータ 1 6 , 1 7 を介して接繞され、 前記ニューラルネ ッ トワーク、 制御パターンメ モリ、 シーケ ンサ、 重みメ モ リ の全
[0029] 15 体を制御する。 本発明はこのようにしてニューロコ ンピュータ システムを構成する。
[0030] アナログ入力信号を時分割でアナログニューロチ ップに入力し、 この信号と重みデータとの積を取り - この積信号をそれぞれ加算して得られる積和信号を
[0031] 20 非線形閬数面路を通して出力することによりアナ口 グニューロチップを構成する。 このアナログニュー ロチップを複数個用いて階層型あるいは帰還型の二 ユーラル'ネ ッ トワーク 1 8を構成し、 この二ユーラ ルネ ッ ト ワーク 1 8 にシーケンサ 1 3 によってァク
[0032] 25 セスすべきア ドレスが与えられた制御パターンメ モ 1 リ 1 2から出力される制御信号を加える。 またニュ 一ラルネ 、ン トワーク 1 8 には学習等によって得られ る重みデータが重みメ モ リ 1 4から供給される。 そ してニューラルネ ッ ト ワーク 1 8、 制御パターンメ
[0033] 5 モ リ 1 2、 シーケ ンサ 1 3、 重みメ モ リ 1 4 はディ ジタル制御手段 1 5 のディ ジタル信号によつて制御 され、 且つ管理される。 また、 ディ ジタル制御手段 1 5内の M P Uでは、 特に、 学習アルゴリ ズムが実 行され、 かつ出力信号のチヱ ックなどが行われる。
[0034] 10 のよ う にして、 時分割アナログ入力信号と時分割ァ ナログ出力信号を用いることを特徴とするアナログ ニューロコ ンビュータ システムが実現される。
[0035] 図面の簡単な説明
[0036] 第 1図は、 ニューロ ンモデルの基本ュニ ッ 卜の原
[0037] 15 理構成図、
[0038] 第 2図は、 階層型二ユーラルネ ッ ト ワーク の構成 概念図、 - 第 3図は、 本発明のニューロコ ンピュータの原理 ブロ ック図、
[0039] 20 第 4 A図は、 本発明のアナログニューロプロセ ッ サ A N Pのチップから構成されたパッケージの概略 図、
[0040] 第 4 B'図は、 本発明の A N Pの内部構成図、 第 5図は、 本発明のアナ πグニューロプロセ ッサ 25 の原理構成図、— 第 6図は、 本発明の基本ュニッ トのー実施例のブ π ッ ク図、
[0041] 第 7図は、 本発明の基本ュニッ 卜の実施例の具体 的回路図、
[0042] 5 第 8図は、 本発明の基本ュニッ トの他の実施例の 具体的面路図、
[0043] 第 9図は、 本発明の基本ュニッ トに用いられる積 分器の動作タイ ミ ングを説明する図、
[0044] 第 1 O A図は、 階層型ニューラルネ ッ トワーク の
[0045] 10 概念図、
[0046] 第 1 0 B図は、 本発明による階層型ニューラルネ ッ ト ワーク の概念図、
[0047] 第 1 1図は本発明の二ユーロコ ンピュータにより 階層型ネッ トワークを構成した一実施例のプロ ック
[0048] 15 図、
[0049] 第 1 2図は、 第 1 1図に示した実施例の具体的ブ π ッ ク図、
[0050] 第 1 3図は、 主制御回路のシステム構成図、 第 1 4 A、 第 1 4 B図は、 第 1 1図及び第 1 2図
[0051] 20 に示した実施例の信号処理のタィ ミ ング図、
[0052] 第 1 5図は、 同じ く第 1 1図及び第 1 2図に示し た実施例の信号処理のタィ ミ ング図、
[0053] 1 6 ·図は、 本発明のニューロ コ ン ピュータを 1 層型ネ ッ トワーク で実現した一実施例の具体的回路.
[0054] 25 第 1 7 A図、 第 1 Ί B図は、 第 1 6図に示した信 号処理のタィ ミ ング図、
[0055] 第 1 8図は、 ディ ジタル重みデータの読み込みタ ィ ミ ングを示す図、
[0056] 第 1 9 A図は、 マスタ コ ン ト ロールブロ ッ ク の具 体的回路図、
[0057] 第 1 9 B図は、 制御パタ ー ンメ モ リ及びマイ ク 口 コ ー ドメ モ リ の構造を示す図、
[0058] 第 2 O A図は、 重みデータメ モ リ へのデータ充塡 方法を示す図、
[0059] 第 2 0 B図は、 重みデータメ モ リ の具体的構成図. 第 2 0 C図及び第 2 0 D図は学習アルゴ リ ズムの フ ローチ ヤ一ト、
[0060] 第 2 1図は、 ディ ジー回路の具体的回路図、 第 2 2図は、 マ ッ ク スバリ ューノ ー ド回路の具体 的面路図、
[0061] 第 2 3図は、 シグモ イ ド関数発生回路図、
[0062] 第 2 4図は、 シーケ ンス ジェネ レータ の具体的回 路図、
[0063] 第 2 5図は、 位相制御回路の具体的回路図、 第 2 6図は、 シフ ト レジスタ の具体的画路図、 第 2 7 A図は、 帰還型ネ ッ トワークを説明する概 念図、
[0064] 第 2 7 ·Β図は、 本発明のニューロ コ ン ピュータに より帰還型ネ ッ トワークを構成した場合の説明図、 第 2 8図は、 帰還型ネ ッ ト ワークの一実施例のブ 1 ロ ック図、
[0065] 第 2 9 A、 及び ·2 9 B図は、 第 2 8図に示した実 施例の信号処理を示すタィ ミ ング図、
[0066] 第 3 0図は、 本発明によるニューロ コ ンピュータ 5 によ り 、 第 1 の帰還型ネ ッ トワークを構成した実施 例の具体的回路図、
[0067] 第 3 1 A及び第 3 1 B図は、 第 3 0図に示した実 施例の信号処理を示すタイ ミ ング図、
[0068] 第 3 2図は、 本発明のニューロコ ン ピュータによ 10 り、 第 2 の帰還型ネ 'ン ト ワークを構成した実施例の 具体的ブロ ック図、
[0069] 第 3 3 A図及び第 3 3 B図は、 第 3 2図に示した 実施例の信号処理を示すタィ ミ ング図、
[0070] 第 3 4図は、 本発明のニューロ コ ンピュータによ 15 り、 階層型と帰還型とのネッ トワーク とを組み合わ せたシステムを構成した実施例のブロ ック図、
[0071] 第 3 5図は、 本発明のニューロコ ン ピュ一タによ り階層型と帰還型とを組み合わせた他の実施例のブ ロ ック図、
[0072] 20 第 3 6 A図、 及び第 3 6 B図は、 第 3 5図に示し た実施例の信号処理を示すタィ ミ ング図、
[0073] 第 3 7図は、 本発明のさらに他の実施例のブロ ツ ク図、 '
[0074] 第 3 8図は、 本発明の利用例を示すブロ ック図、 25 第 3 9図は、 本発明の他の利用例を示すブ α ック 図である。
[0075] 発明の基本構成
[0076] 第 4 A図は本発明のニューロチップから構成され るアナログニューロプロセ ッ サ ( A N P ) 1 1 のデ ュアルイ ンライ ンパッケージの概略図である。 これ
[0077] 5
[0078] は、 M B 4 4 4 2 と呼ばれニューロ ンモデルの処理 を実行する。 内部の閾値処理部はシグモイ ド閩数で 置換したモデルとなっている。 アナログニューロチ ップは A N P と呼ばれ、 アナログデータを入出力す
[0079] 10 るデバイ スである。 第 4 B図は本発明の A N Pの内 部構成図である。 第 4 B図に示すように A N P 1 1 はアナログバス B 1 とアナログバス B 2 の間に接続 される。 A N P 1 1 は入力するアナログ信号と重み を掛けるアナログ乗箕部 2 2、 積の和を求めるアナ
[0080] 15 ログ加算部 2 3、 和を保持するサ ンプル/ホール ド 部 2 4、 シグモイ ド関数の値を出力する非線形関数 部 2 5 より なる。 第 4 A図の A N P 1 1 の各端子を 説明する。 A N P 1 1 の内部はアナログ回路部とデ イ ジタル回路部から構成されている。 +— 6 ボル ト
[0081] 20 の端子は、 アナログ面路部のオペア ンプに供給され る電源端子である。 D in及び D。ut はアナログ入力 信号及び出力信号の端子である。 A G N Dはアナ口 グ回路部の接地端子である。 R t +及び R t —端子 はアナログ回路部にある積分回路の外付抵抗 Rの端 子であり、 C t 卞 、 C t 一端子は同じ く積分回路の
[0082] 25 外付キ ャパシタ Cの端子である。 D G N Dはディ ジ タル回路部のグラ ン ド端子である。 + 5 ボルトはデ イ ジタル回路部の電源端子である。 R S Tば積分面 路のキャパシタの電荷等のリ セ ッ トを行う リ セ ッ ト 信号端子である。 C S I 及び C S 0はデイ ジ一チェ ーン用制御信号の入出力端子であり、 O Cはオフセ ッ トキ ャ ンセル制御信号用端子、 S ZH端子は、 サ ンプル/ホールド用制御信号端子、 S Y N Cは各層 の処理に対する同期信号端子、 D C L Kはアナログ
[0083] 10 入力信号の処理を行うための基本ク ロ ック信号端子、 W C L Kはディ ジタル重みデータを取り込むための ク ロ ック端子、 WDはビッ ト シリ アルで入力するデ Λ ジタル重みデータ用の端子である。
[0084] 第 5図は、 本発明のアナログニューロ プロ セ ッ サ
[0085] 15 ( AN P ) の原理構成図である。
[0086] 別々の A N P (図示せず) から時分割的に送られ てく るアナログ入力信号をアナログバス B 1 から A N P 1 1内のアナコグ乗箕部 2 2に入力し、 このァ ナ口グ乗算部 2 2ではシフ ト レジスタ 2 7 を介して
[0087] 20 ビッ トシリ アルに入力されその後直並列変換された ディ ジタル重みデータ W Dと掛け算して、 アナログ 入力信号とディ ジタル重みデータとの積を示す積信 号を得る。 次の、 アナログ加算部 2 3 は、 外付けの 抵抗 Rとキ ャパシタ Cからなる ミ ラー積分画路であ つて、 アナログバス B 1 に接続された前段の複数の
[0088] 25 A N P ( A N Pの存在する場所をノ ー ドと呼ぶ) か ら時分割で送られるァナ口グ入力信号とダミーノ ー ドから送られる閾値用のアナログ入力信号とからそ れぞれ得られる積信号の和を求めるものである。 次 に、 サンプル/ホール ド部 2 4で積信号を所望時間 待たせるためにホール ドした後に、 さ らにそのサン プル/ホールドされた出力を非線形関数部 2 5 を介 して変換する。 出力制御部 2 6では、 シーケ ンスジ ュネレータ 2 8 の制御を受けて所定時間遅延させた 後に、 アナログ出力信号 D。ut をアナログバス B 2 へ出力する。 なお、 シーケ ンスジェネ レータ 2 8 は 内部に供給される制御信号も生成する。 そして、 位 栢制御部 2 9 では、 おもに A N P内のアナログ面路 部とディ ジタル回路部を接続する各スィ ツ チのオ ン かオフが確実に行われるように、 制御信号の位相を 制御するもので、 特に、 第 1 のスィ ツチがオ ンのと き第 2 のスィ ツチをオフにする場合それ等のスィ ッ チが同時にオンする場合がないように制御信号の位 相を制御する。
[0089] なお、 シーケ ンスジェネ レータ 2 8 は、 リ セ ッ ト 信号 R S T、 D C L K、 W C L K、 S Y N C. S / H、 O C、 C S I を後述するマスタコ ン ト ロールブ ロ ックか'ら入力するとともに C S Oを出力し、 A N Pの内部の制御信号を生成する。
[0090] ニューラルネ ッ ト ワークでは、 同時処理により高 1 速演算を行う必要がある。 本発明では時分割データ を使っているが、 定常状態では、 各 A N Pがパイプ ライ ン的に同時処理を行う。 理想的なニューラルネ ッ トワークでは、 ニューロ ンは他のそれぞれのニュ
[0091] 5 —ロ ンに相互結合した結線が必要であるが、 このま まシステムを実現しょう とすると、 配線数が多く な る。 そこで、 本発明では時分割データを扱うので、 各 A N P内の積和の処理時間が伸びるが、 それを縦 方向に、 すなわち同層方向にチップを並列に並べる
[0092] 10 ことで、 層内のニュー口チップを構成する A N Pの 同時処理により、 その処理時間を改善する。 また、 各層ではパイ ブライ ン処理が可能で、 このことでも 処理時間が小さ く なる。 アナログバスに接続した例 えば 3偭の各ニューロチップには、 入力が入って く
[0093] 15 ると、 それは 3個とも同時に入り 3個とも並列に、 そのアナログ電圧に対して、 各 A N Pが重みとの積 を生成し、 それを積分器のキャパシタに電荷として 保持する。 そして、 次の時間区域で、 同じアナログ バスのアナログ入力に対して、 各 A N Pは重みとの
[0094] 20 積を 成し積分器のキャパシタ内に前の時間区域で 決まった積に加え込むことになる。 前段のすべての A N Pからのアナログ入力信号に対する重みとの積 に対する和が生成された後、 その和はサンプル Zホ 一ルドされる。 その後、 シグモイ ド関数を介して出 25 力されるが、 これは、 C S I制御信号入力時に出力 される。 そして、 出力完了時に C S I が立ち下がり、 その後一定時間遅延後に C S 0を立ち上げて、 出力 バスの使用権を同一層内の隣接ニューロチップから なる A N Pに与える。
[0095] 5 最 適 実 施 例
[0096] 以下、 実施例に従って本発明を詳細に説明する。 第 6図はニューロチップである基本ュニ ッ トの第 1 の実施例構成図である。 同図の乗箕部 3 2、 加算部 3 3、 閾値処理部 3 4 は連続ニューロ ンモデルの実
[0097] 10 行部であるが、 この実施例では出力保持部 3 5が存 在する。 具体的には、 基本ュニ ッ ト 3 1 に接続され る複数の入力を Y i 、 この各接続に対応して設定さ れる重みを W i とするならば、 乗箕部 3 2 は、
[0098] Y i · W i
[0099] 15 を算出し、 加算部 3 3 は、
[0100] X = ∑ Y i · W i —
[0101] を算出する。 但し、 6 は閻値である。 閾値部 3 4 は 最終出力を Yとするならば、
[0102] Y = l / ( l + e x P ( - X ) ) · · · · (1)式
[0103] 20 を算出することになる。
[0104] ダミーノ ー ドから入力される " + 1 " という値に "一 Θ " という重みをかけて加算部 3 3 で 「 X— j の結果が出力される。 従って閾値部 3 4 では S字曲 線による変換だけが行われている。
[0105] 25 乗算部 3 2 は、 乗算型 D /Aコ ンバータ 3 2 aで 1 構成され、 前段層の基本ュニッ ト 3 1から、 あるい は後述するダミーノー ドの面路からのアナ口グ信号 (入力スィ ツチ部 3 7 を介して入力される) の入力 と、 その入力に対して乗箕されるべきディ ジタル信
[0106] 5 号の重み情報 (後述する重み保持部 3 8を介して入 力される) との乗箕を行って、 得られた乗箕結果を アナログ信号で出力するよう処理するもの、 加箕部
[0107] 3 3 は、 積分器で構成されるアナログ加算器 3 3 a とアナ πグ加箕器 3 3 a の加算結果を保持する保持
[0108] 10 面路 3 3 b とにより構成される。 乗算型 D / Aコ ン バータ 3 2 a は、 D Z Aコ ンバータの基準電圧端子 にアナログ入力信号を入力し、 各ディ ジタル入力端 子に重みの各ビッ トをディ ジタル入力信号として入 力する ものであり、 結果として、 そのアナログ入力
[0109] 15 信号と重みとの積を生成する。 アナログ加算器 3 3 a は、 乗箕型 D Z Aコ ンバータ 3 2 a の出力と、 前 面に求められて保持画路 3 3 bに保持されている加 算値とを加箕して新たな加箕値を求めるもの、 保持 画路 3 3 b は、 アナ口グ加箕器 3 3 aが求めた加箕
[0110] 20 値をホールドするとともに、 そのホールド値を前画 の加箕値としてアナログ加算器 3 3 a にフ ィードバ ックさせるものである。 これらの加算処理は制御画 路 3 9 よ'り出力される加箕制御信号に同期して実行 される。 閾値部 3 4 は、 アナログの関数発生回路で
[0111] 25 ある非線形閡数発生面路 3 4 aで構成され、 入力に 1 対してシグモイ ド関数等の非線形信号を出力するも のである。 乗算結果の累箕が閾値 (— e ) の加箕を 舍めて終了したときに、 保持回路 3 3 b にホール ド されている加算値 Xに対し閾値 (一 6 ) を加えて(1)
[0112] 5 式のシグモイ ド関数の演算処理を施し、 アナログ出 力値 Yを得るもの、 出力保持部 3 5 は、 サンプルホ 一ル ド回路で構成され、 後段層の基本ュニ ッ ト 3 1 への出力となる非線形関数発生回路 3 4 a のアナ口 グ信号の出力値 Yをホール ドするものである。
[0113] 10 また、 3 6 は出カスィ 'ンチ部であり、 制御回路 3
[0114] 9 よりの出力制御信号を受けて一定時間 0 Nするこ とで、 出力保持部 3 5が保持するとこ ろの最終出力 をアナログバス B 2上に出力するよう処理するもの、 3 7 は入カスィ ッチ部であり、 制御回路 3 9 よりの
[0115] 15 入力制御信号を受けて前段層の基本ュニッ ト 3 1 力、 ら最終出力からのアナログ出力が送られて く るとき に 0 Nするこ とで入力の受付を行う。 3 8 は重み保 持部であり、 ノ、'ラ レルァゥ ト シフ ト レジスタ等によ り構成され、 重みメ モリから送られて く るビツ ト シ
[0116] 20 リ アルの重み信号がバッ ファ 3 8 a のゲー トがォ一 プン (制御画路 3 9 による重み入力制御信号がォン) された時に、 この重み信号を乗算部 3 2が必要とす るビッ ドパラ レルの重みと して保持する ものである。 ビッ トバラ レルの重みは乗算制御信号が与えられた
[0117] 25 ときにパラ レルで乗算部に与えられる。 3 9 はディ 1 ジタル画路部の制御回路で^部からの同期信号から 内部の同期信号を生成するもので、 内部のアナログ 処理の機能の制御を実行する。
[0118] このように構成されることで、 第 6図の信号処理 5 構成を採る基本ュニッ ト 3 1 の入出力がアナログ信 号でもって実現されることになるのである。
[0119] なお、 乗算型 Dノ Aコ ンバータ 3 2 a は、 デイジ タル信号の重み情報をパラ レルで受け取るようにす るものでもよいし、 重み情報をシリ アルで受け取つ
[0120] 10 てからパラ レル変換するようにするものでもよい。
[0121] あるいは、 重み情報をアナログ信号で構成するなら ば、 乗算型 D Z Aコ ンバータ 3 2 a の代わりに、 ァ ナログ乗算器を甩いることができる。
[0122] 第、 7図は 1個の本発明のニューロチップ (A N P )
[0123] 15 の実施例の具体的回路図である。
[0124] このュニ ッ トでは入力部 4 2、 乗箕部 4 3、 加算 部 4 4、 サンプル/ホールド部 4 5、 非線形関数部 4 6、 及び岀カ部 4 7から構成され、 ここでば、 出 力保持回路はなく、 サンプルノホール ド部 4 5が岀
[0125] 20 力保持の機能も有するものとする。
[0126] 入力部 4 2 はオフセ ッ トキヤ ンセル部 5 1 と、 1 倍のバッファ 4 9から構成されている。 1倍のバッ ファ 4 9·は電圧フォ ロアで、 オペア ンプの出力を— 端子にフ ィ ー ドバッ ク し、 +端子に入力電圧を入力
[0127] 25 することによって構成される。 データ入力はアナ口 1 グの時分割されたパルス信号である。 0 Cはオフセ ッ トコ ン ト ロール信号であり、 これが 1 のときアナ πグスィ ツチ 6 6 がオ ンし、 1 倍のノ ッ フ ァ 4 9 に は、 0電圧が強制的に設定される。 一方、 オフセ ッ
[0128] 5 ト コ ン ト ロール信号〇 じが、 0 のときアナログスィ ツチ 6 6 はオフされ、 他方のアナ ログスィ ツチの他 方 6 5がオンし、 データ入力が 1倍のバッファ 4 9 に入力される。 すなわち、 オフセ ッ ト コ ン ト ロール 信号 O C力 1 である場合には、 ニューロ ンュニッ ト
[0129] 10 には 0 ボル 卜が強制的に入力されて乗算器出力まで の回路のオペアンプ出力に生じるオフセ ッ ト電圧に 対するオフセ ッ トのキャ ンセルの動作を行うように している。 アナログスィ ッチ 6 5 と 6 6 は同図では 〇 C信号の反転位相と正相位相でスィ ッ チングの制
[0130] 15 御が行われているが、 位相制御回路によって、 同時 オ ンがないよう になつている。 以後このこ とを O C が 「位相制御された」 という言い方をすることにす る。
[0131] 正負切換回路 5 2 は 2つの倍数器をカスケ一ド結 20 合して構成されている。 倍数器では入力抵抗 (10 K
[0132] Ω ) とフ ィ ー ドバッ ク抵抗 ( 10 Κ Ω ) によって 10ノ 10、 すなわち 1倍の電圧の反転したものが形成され、 それを 1 '段だけを通すか、 2段を通すかによつてァ ナログ電圧の符号を決定している。 その制御信号は 25 ディ ジタル重みデータの符号ビッ ト ( S I G N ) で 1 あり、 この S I G Nビッ ト は M O Sスィ ッチ 7 0 の ゲー トに接鐃されている。 この S I G Nの制御信号 も位相制御されている。 符号ビッ トが 1 である場合 に入力部 4 2からの入力電圧は第 1段目の倍数器で
[0133] 5 反転され、 さ らにスィ ッチ 6 7 もオンしているので 後段の倍数器も通り、 結果として正柑となる。 また 符号ビッ トが 0である場合には、 反転面路 6 8を介 して、 スィ ッチ 6 9がオ ンとなる。 この時スィ ッチ 6 7 と 7 0 はオフ しているため、 入力部 4 2からの
[0134] 10 入力電圧はスイ ッチ 6 9を介して後段のォペアンプ
[0135] 7 1 の一端子に入力される。 従って、 前段の抵抗 7 2 と後段のオペア ンプのフ ィ ー ドバッ クの抵抗 7 3 とによって倍数器が形成され、 1倍された形で反転 される。 すなわち、 符号ビッ トの正負によって入力
[0136] 15 部 4 2の入力が、 正または食の電圧として形成され、 これが、 興奮性と抑制性のシナプス結合に従った電 圧となる。 正貪切換画路 5 2からの出力は乗算部 4 3の中にある D/Aコ ンバータ 5 3 の R-2R 抵抗画 路網の 7 4の点、 すなわち基準電圧端子に入力され 20 る。
[0137] R-2R 方式の D/Aコ ンバータをまず説明する。 M S Bから L S Bまでのディ ジタル重みによって内 部のスィ'ツチはオンまたはオフをとる。 ディ ジタル 値が 1である場合に、 電流は右側のスイ ッチ 7 5を 25 通って、 オペア ンプ 7 6 の仮想、接地点 7 8に流れ込 む。 ォペア ンプ 7 6の仮想接地点 7 8は十端子と同 じ電圧になるように制御され、 これがグラ ン ドであ るから仮想的な 0ボル トである。 Dノ Aコ ンバータ 5 3において Rは 1 0 Κ Ω、 2 Rは 2 0 ΚΩである スィ ッチの状態に関わらず、 2 Rの抵抗には電流が 流れ、 ディ ジタル値の値に従ってその 2 Rに流れる 重み電流が仮想接地点 Ί 8の方に流れるかどうかが 決定される。 1番右の 2 Rに流れる電流を i とする , 右から 2番目すなわち L S Bに対応する 2 Rの電流
[0138] 10 は 1番右の 2 Rにかかる電圧を 2 Rで割った値であ るから 2 R X i ÷ 2 Rで i となる。 従って 1番右の 横方向の Rには電流 2 iが流れる。 右から 3番目の 2 Rには 2 R x .i + R x 2 i の電圧がかかり、 これ を 2 Rで割るから 2 i の電流が流れる。 以下同様で
[0139] 15 左に行く に従って 4 i、 8 i となって 2のべき乗で 増える電流になる。 この 2のべき乗になった重み電 流をオペアンプの方に流すか流さないかを決めてい るのが M S Bから L S Bである。 従って、 ディ ジタ ル重みに対応する電流が 2のべき乗の形で仮想接地
[0140] 20 7 8に流れこみ、 オペアンプ 7 6の入力イ ンピーダ ンスは無限大であるから、 この電流がオペア ンプ 3 6の帰還抵抗 7 8に流れる。 従って、 D /Aコ ンバ ータの出力電圧 V。ut は入力電圧を E とすれば、
[0141] E
[0142] V out X ( D o + 2 X D i + 22 X D
[0143] 25 2 n 1 + ' · · . + 2 n-1 X D )
[0144] となる。 ここで、 D。 は L S Bで、 Dn- t が M S B であるとする。 すなわち、 掛箕部 3 — 3 の岀カは等 価的に入力電圧 Eに重みを掛けた値になっている。 5 その重み係数は M S Bから L S Bに入力されるデ イ ジタル値で制御されることになる。 一方、 加算部
[0145] 4 4 は時分割多重化アナ口グ信号の各電圧とディ ジ タル重みデータとの各積についてミ ラー積分器を時 分割的に使用することにより累積加算動作を実行す
[0146] 10 る。 そして、 サンプル /ホール ド面路 4 5 ば、 加箕 結果をサンブルノホール ドする。
[0147] 次に加箕部 4 4を説明する。 加箕部 4 4 は抵抗 R と帰還キャパシタ Cによる積分器である。 加箕部 4 4の入力部には時分割加箕制御部 5 5があり、 位相
[0148] 15 制御されたサンプル Zホールド信号 S Z H信号が 1 のとき乗箕部 4 3 の出力電圧がォペアンプの仮想接 地点 7 9 に入力され、 S H信号が 0 のとき反転画 路 8 0 により スィ ツチ 8 1がオンとなって乗箕部 4 3 の出力が抵抗 Rを介してグラン ドに接繞されるの
[0149] 20 で加箕部 4 4帰還キャパシタ Cには加箕されないこ とになる。 今、 S ZHif号が 1 のとき、 乗算部 4 3 の出力電圧は抵抗 Rを介してォペアンプ 1 0 2の一 端子に入力し、 入力電圧を抵抗 Rで割った電流が仮 想接地を介して帰還キャパシタ Cの方に入力される
[0150] 25 この後、 S /H信号がまた 0 となり、 乗箕部 4 3 と 1 加算部 4 4 は切り離されるので、 乗算部 4 3 は次の 入力信号に対して、 重みデータを掛ける こ とができ る。 キャパシタ Cを含む積分回路の帰還回路 8 2 に は 4 つのスィ ツチを用いてオフセ ッ トキ ヤ ンセル機
[0151] 5 能が付加されている。 今オフセ ッ ト コ ン ト ロール信 号 O Cが 1 になったとする と、 スィ ツ チ 8 3 と 8 4 がオ ンで、 8 5 と 8 6 がオフ となる。 オフセ ッ ト コ ン ト ロール信号 0 C力く 0 の時には、 データ入力部 4 2、 データ入力端子 D A T A— I N P U Tに入力電
[0152] 10 圧が与え られ、 それに対応する乗算部 4 3 の出力が 抵抗 Rを介してキャパシタ Cに入力される。 この時- スィ ッチ 8 5 , 8 6 がオ ンであり、 キャパシタ Cの 極性はオペア ンプの一端子に接続されている側が一、 オペア ンプ 1 0 2 の出力に接続されている側が十で
[0153] 15 ある。 次に、 オフセ ッ ト コ ン ト ロール信号 0 C力 1 である場合にはデータ入力は強制的には 0 にされる この場合、 正食切換面路 4 2及び乗算部 4 3 の D / Aコ ンバータ 5 3 を介しても しオフセ ッ トがなけれ ば、 D / Aコ ンバータ 4 4 の出力は 0 ボル ト となる e
[0154] 20 しかし、 オペア ンプ 4 9、 1 0 3、 7 1 、 1 0 2 が あるためにオフセ ッ ト電圧が生じ、 そのオフセ ッ ト 電圧が加算部 4 4 のキャパシタ Cに蓄えられる。 こ の場合、 前のオフセ 、ン ト コ ン ト ロール儈号◦ C力 0 である場合と違つてスィ ッチ 8 3 , 8 4 がオンとな
[0155] 25 り、 キャパシタ Cの +—の極性は逆転する。 そのた 1 め、 入力信号が入力された時に生じるオフセッ ト電 圧はオフセ ッ ト コ ン ト ロール信号 O Cを 1 にする こ とにより、 キャパシタ Cの極性が変わり、 結果とし て、 オフセ ツ トがキ ャ ンセルされることになる。 本
[0156] 5 発明では、 このように、 キ ャパシタ Cの極性の反転 を用いて等価的にオフセ ッ トキ ヤ ンセル機能を有す るように構成されている。 なお、 スィ ッチ 8 7 はリ セ ッ ト信号によって制御され、 処理開始時にリ セ ッ ト信号が与えられた場合に、 キャパシタ C h の電圧
[0157] 10 を零にし、 加算部の出力を強制的に 0 にリセ ッ トす るものである。 こめ 0 C信号も位相制御されている ものとする。
[0158] 加箕部 4 4の出力はサンプル/ホールド画路 4 5 の入力となる。 サンプル/ホール ド部 4 5 では、 位
[0159] 15 相制御されたサンプル /ホールド制御信号 S / H。u t が 1である場合に、 スィ ッチ 8 8を介して加箕部 4 4の岀力がキャパシタ C h に蓄えられる。 S / H。u t 制御信号が 1である場合には、 反転画路 9 4によつ てスィ ツチ 9 0 の制御信号は 0 となり、 キャパシタ
[0160] 20 c h の一方の端子はグラ ン ドに接地されず、 スイ ツ チ 9 1がオンになる こ とによりュニッ トの最終出力 信号がそのスィ ツチ 9 1を介してキャパシタ C h に 入力される。 すなわち、 その時の最終出力信号がォ ペア ンプ 9 6の出力端からフィードバックされてキ
[0161] 25 ヤ ノ、。シタ C h の下側に与えられる。 従って、 キヤ ノ、。 1 シタ Cには、 加箕部 4 4 の出力から最終出力信号の 値を引いた電圧が保持される。 一方 S / H。u t 制御 信号が 0 のときには、 スィ ッ チ 8 9 と 9 0 がオ ンし、 キャパシタ C h の下側はグラ ン ドとなり、 結果とし
[0162] 5 てキ ャパシタ Cに蓄えられた電圧、 すなわち加算部
[0163] 4 4 の出力から最終出力値を引いた電圧値がスィ ッ チ 8 9を介して 1倍のオペア ンプ 9 3 の +側に入力 され、 そしてこのオペア ンプ 9 3 はバッ フ ァ と して 働いて、 オペアンプ 9 3 の出力がシグモイ ド関数の
[0164] 10 入力となる。 また、 S / H。u t 制御信号が 1 のとき スィ ッチ 8 8がオンし、 キャパシタ C h には加算器 の出力値と最終出力値との差の電圧が蓄えられてい る ときには、 スィ ッチ 9 2 がオ ンしている。 そのた めォペア ンプ 9 3 には 0 ボル トが強制的に入力され
[0165] 15 る。 この時にシグモイ ド関数 4 6及びオペア ンプ 9
[0166] 6 , アナログスィ ツ チ 1 0 0を介してオフセ ッ ト電 圧 A Vがスィ ツチ 9 1 を介して C h の下側に入力さ れる。 したがって S / H。u t 制御信号が 0 の時点、 すなわちスィ ツチ 8 9 がオ ンでスィ ツチ 9 2 がオフ
[0167] 20 である場合には、 C h に蓄えられた電圧、 すなわち
[0168] (加算部の出力一オフセ ッ ト電圧 Δ V ) がオペア ン プ 9 3 とシグモイ ド関数 4 6 を介して最終出力にな る力く、 S'ノ H。u t 信号が 1 になると、 この時に生成 されるオフセ ッ ト電圧も Δ Vであるから結果として、
[0169] 25 オ フセ ッ ト電圧かキ ャ ンセルされることになる。 1 シグモイ ド蘭数を生成する非線形関数部は非線形 画路選択制御部があり、 位相制御された S e 1 S i g信号を 1 にするとスィ ツチ 9 5がオ ンし、 シグモ イ ド関数の出力が次段に入力される。 しかし、 S e
[0170] 5 1 S i g信号が 0 の時には反転回路 9 7を介してス ィ ツチ 9 8 の制御信号が 1 となってそれがオンし、 シグモイ ド閬数の出力はカ ツ トされる。 すなわち S e 1 S i g信号が 0 の時には、 サンプル Zホールド 部の出力電圧がシグモイ ド関数を介さずに直接オペ
[0171] 10 アンプ 9 6 に入力される。 オペアンプ 9 6 ば本質的 には出力を一端子に直接帰還する 1倍のオペアンプ でバッ フ ァ の慟きをする。 すなわち出力イ ンピーダ ンスを 0 にするノ ツ ファ となる。
[0172] 出力部 4 7 には時分割アナログ出力部 6 4 と出力
[0173] 15 制御部 6 3が接続されている。 C S I が 1 のときに はスィ ツチ 9 9がオ ンで、 スィ ツチ 1 0 1 もオ ンで あるため、 オペアンプ 9 6 の最終出力値が D A T A 一 O U T P U Tに出力され、 しかもその一端子にフ イー ドバックされて、 オペアンプ 9 6 は 1倍のオペ
[0174] 20 アンプとして働く。 それと同時に最終出力値がサン プル ホールド部 4 5 にフ ィ ー ドバッ ク される。 一 方、 C S I 力 0 のときィ ンバータ 1 0 4を介してス ィ ツチ Γ 0 0 がオ ンになり、 スィ ツチ 1 0 1 , 9 9 がオフになる。 すなわちオペアンプ 9 6 の出力は D 25 A T A— 0 U T P U T線には出力されないことにな 1 る。 しかし、 スィ ッチ 1 0 0がオ ンするこ とによつ て 1倍のバッファを形成するようにしているためォ ぺア ンプ 9 6の電圧フォ ロア動作は破壌される こ と な く実行される。 出力部 4 7 は出力制御入力信号 C
[0175] 5 S I によって出力パルス電圧を伝達するかどうかを 決める回路である。 この C S I をディ レイ回路 1 0 5を介して C S 0として出力し、 層内の隣接する二 ユーロチップに対する出力アナ πグ信号の時間タイ ミ ングを決定するこ とになる。 このため、 本発明で
[0176] 10 は出力部 4 7からのアナログ信号は時分割で伝達さ れるため、 バス上で他のニューロチップからのアナ πグ信号と競合しない。
[0177] 第 8図は第 7図において、 オフセ ッ トキヤ ンセル O Cを O C 0、 O C l、 サイ ン S I GNを P N, -
[0178] 15 P N、 サンプル ホール ド S Hを S H 1 1、 S H 1
[0179] 0、 サンプル/ホール ド S / H。ut を S H 2 1、 S H 2 0、 シグモイ ド選択信号 S e 1 S i gを— S I G M、 S I G M、 ディ ジ一チヱーン甩信号 C S I を C S、 一 C Sでの 2信号で位相制御を実現する。 す
[0180] 20 なわち、 1つの制御信号を、 それぞれ正相を逆相の
[0181] 2信号で構成しかつ位相をずらすことにより、 これ らの制御信号の正相と逆相で制御される別のスィ ッ チが同時'にオ ン状態にならないようにした信号にし た場合の実施例である。 なお、 D / Aコ ンバータ 5
[0182] 25 3の出力端に接続されたキャパシタ C f 、 抵抗 Rf 1 はオペア ンプ了 6 のフ ィー ドバッ ク信号を D Z Aコ ンバータの演算速度にあわせるためのものであり、 D T端子には、 D / Aコ ンバータのディ ジタル入力 力加えられる。
[0183] 5 第 8図で第 7図と同一箇所は同一番号を付して説 明を省略する。
[0184] 第 9図は、 積分器におけるタイ ミ ング図である。 データク ロ ック D C L Kと重みクロ ック W C L Kは 基本的な勳作ク ロ ックで、 データクロ ック D C L K
[0185] 10 のハィ扰態の半周期間に高速な重みクロ ック W C L
[0186] Kが出力される。 重みク ロ ック W C L K信号は重み シリ アルデータを取り込むための同期クロ ックであ る。 データクロ ック D C L K信号はアナログ入力信 号に対する処理を行うための基本ク ロ ックである。
[0187] 15 同期信号 S Y N Cは各層において一層内の各アナ口 グニ ュ ー π ンプ σセ ッ サ A Ν Ρの同期をとる同期信 号である。 積分器の出力電圧の変化は下の三角形で 示された部分の波形で示される。 積分波形は、 サン プル/ホールド制御信号 S Hのパルスで制御され、
[0188] 20 このパルスがハイ の間、 積分の動作を実行する。 す なわち、 積分器のキャパシタ Cに対する充電を開始 し、 このサンプル/ホール ド制御信号 S Hのパルス がハィの'間は、 このキャパシタに徐々に電荷が蓄積 されて電圧は上がるが、 サンプル/ホールド制御信
[0189] 25 号 S Hのパルスがロウ となって遮断されると、 充電 1 動作を停止する。 従って、 こ の積分時間範囲でのチ ヤージ分だけが意味を持ち、 こ のサ ンプルノホール ド制御信号のパルス幅をコ ン ト ロールして積分時間 範囲を縮めたり延ばしたりすることで、 入力は同じ
[0190] 5 電圧だが、 積分結果としてでて く るものは、 サンプ ル /ホールド制御信号 S / H のパルス幅 Wの とき充 電電圧は V a ' となる。
[0191] サ ンプル/ホール ド制御信号 S Hが下がり、 ス ィ ッ チ ング制御より積分器のキャパシタの極性が変わ 10 り、 オフセ ッ ト分が加算されている積分出力は反転 する。 そして、 オフセ ッ トコ ン ト 口一ル信号 O Cが ハイ状態でサ ンプルノホールド制御信号 S Hが再び . 立ち上がると、 オフセ ッ ト電圧 V b ( V b ' ) がそ のキ ャパシタ に加算され、 S H信号が立ち下がった 15 時点では、 結果としてオ フセ ッ ト分がキ ャ ンセルさ れた積分出力値 V a — V b ( V a ' - V b ' ) を極 性をもどしてサ ンプル/ホールドされる。
[0192] 次に、 階層型ニューラルネ ッ トワークを説明する 第 1 O A図は階層型ネ ッ トワーク の概念図である。 20 階層型では左側の入力層の入力ノ ー ド 1 1 0から入 つた入力データは順次右側の方向に向かって 1方向 にだけ処理されてい く。 中間層の各ニュ一ロ ン 1 1 2 は、 ダミーノー ド 1 1 1 を舍む前の層の出力をそ れぞれ層内の完全結合で受けるようになつている。 25 入力層に例えば 4個の入力ノー ド 1 1 0があると、 それにダミーノー ド 1 1 1 の 1個がたされ、 中間層 の各ニューロ ン 1 1 2からみると入力層は 5つの二 ユーロ ンに見えている。 ここで、 ダミーノ ー ド 1 1 1 とは、 ス レッ シュホール ドをコ ン ト ロールするも ので、 積和の結果 Xのシグモイ ド閬数
[0193] 1
[0194] ί ( X ) = の値 Xに一定値一 5を加
[0195] 1 + exp (- X)
[0196] えることにより X軸の正方向にシフ トさせた値 f ( x - β ) にするものである。 これはダミーノード
[0197] 10 1 1 1 に対応する重みをニューロ ン内で変えること と等価であるが、 後述するマックスバリ ューノ ー ド 回路を用いて、 一定値 ^を生成している。 このよう に、 ダミーノ ードに対する重みを用意しておけば、 閾値を重みで表現することができる。 そして出力層
[0198] 15 のニューロ ン 1 1 2から中間層はニューロ ンが 4 ® あるよう にみえる。 入力層に加えられた入力データ は、 中間層ニューロ ン 1 1 2、 出力層ニューロ ン 1 1 2で重みデータを用いてそれぞれ積和演算を施さ れ、 結果として出力データを発生する。
[0199] 20 第 1 0 Α図に示した階層型構造のものを本発明の
[0200] A N Pを用いて実現すると、 第 1 0 B図のように、 各層間、 つまり入力と中間層との間、 中間層と出力 層の間、 '出力層の出力にそれぞれの独立のアナログ ノ ス B l , B 2 , B 3を設けることになる。 縦方向
[0201] 25 の A N Pは全部並列に実行できるという構造になる 1 出力層の出力にはサンプルホールド回路 S Hを付け る。
[0202] 第 1 1 図は本発明の一実施例構成図である。
[0203] 同図において、 入力側回路 1 2 0 は入力層に相当し、
[0204] 5 1 2 1 は階層ネッ トワーク の基本単位をなすアナ口 グニューロ ンプロセ ッサ A N Pすなわち基本ュニッ トであり、 1 2 1 — hは中間層を構成する複数個の 基本ユニッ ト、 3層以上ある場合、 1 2 1 — }1は 1 つまたは複数段の中間層を構成する複数個の基本ュ
[0205] 10 ニッ ト、 1 2 1 — i は出力層を構成する 1 つまたは 複数個の基本ユニッ ト、 1 2 1 — j は出力層回路で ある。 基本ュニッ ト 1 2 1 一 h と基本ュニッ ト 1 2 1 一 i との間、 基本ュニ ッ ト 1 2 1 — i の相互間、 基本ュニッ ト 1 2 l — i と基本ュニ ッ ト 1 2 1 — j
[0206] 15 との間で電気的な接続がなされ、 且つこの各接続に 対応して設定されることになる重みにより、 1 3 0 で示される階層ネ ッ トワークが構成されることにな る。
[0207] 基本ユニッ ト 1 2 1 は、 少な く とも乗箕部 1 2 2、 20 加箕部 1 2 3、 閾値部 1 2 4 を有し、 場合によって 出力保持部 1 2 5を備える。 この乗箕部 1 2 2 は、 複数の入力とこれらの入力に対しての重みとを受け 取って乗算を行い、 加算部 1 2 3 は、 乗算部 1 2 2 により得られる前段層の全ての基本ュニッ ト 1 2 1 25 に関しての乗算結果を加算し、 閾値部 1 2 4 は、 加 l 寘部 1 2 3 により得られる加箕結果を非線型の閾値 関数によって変換して最終出力を箕出するよう処理 する。 出力保持部 1 2 5がある場合、 これは閾値部 1 2 4により求まる最終出力を保持するよう処理す
[0208] 5 る。 この基本ュニッ ト 1 2 1 への入出力は、 アナ口 グ信号をもつて実現されるよう構成される。
[0209] 1 4 0 はアナログバスであり、 入力層と最前段の 中間層との間 ( 1 4 0 a :) 、 中間層相互間の間 ( 1 4 0 b ) の電気的な接続及び最終段の中間層と出力
[0210] 10 層との間 ( 1 4 0 c ) の電気的接続のために設けら れる共通線である。 1 5 0 は主制御面路であり、 階 層ネッ トワーク 1 3 0中におけるデータ転送を制御 するものである。 この主制御画路 1 5 0 は'、 駆動ュ 二ッ ト選択手段 1 5 1、 重み設定手段 1 5 2、 閾値
[0211] *15 処理起動手段 1 5 3及び出力値送信手段 1 5 4を備
[0212] 7Lる。
[0213] この実施例では、 駆動ュニッ ト選択手段 1 5 1 は- 前段層の基本ュニッ ト 1 2 1を時系列的に順次選択 するよう処理する。 そして、 出力値送信手段 1 5 4
[0214] 20 は、 この選択処理と同期させて、 選択された基本ュ ニッ ト 1 2 1が保持するアナログ信号の最終出力を. アナログバス 1 4 0を介して、 時分割の送信形式に 従って後段層の基本ュニッ ト 1 2 1 に対して出力す るよう処理する。 この入力を受け取ると、 後段層の
[0215] 25 基本ユニッ ト 1 2 1 の乗箕部 1 2 2 は、 重み設定手 1 段 1 5 2 により設定されるところの前段層の基本ュ ニッ ト 1 2 1 との接続に対応する重みを順次選択し て、 入力と重みとの乗算処理を行い、 加箕部 1 2 3 は、 乗箕部 1 2 2 により求められる乗算結果を順次
[0216] 5 加算してい く。 前段層の基本ユニッ ト 1 2 1 に関し ての全ての積和処理が終了したことを確認すると、 閻値処理起動手段 1 5 3 は、 非線形の闞値閬数 f で 変換する処理を行う。 そして、 その基本ュニッ ト 1 2 1 からは f ( X— ) が出力される。 この後段層
[0217] 10 が、 新たな前段層になって、 次の後段層に対して同 様の処理を繰り返してい く こ とになる。 このデータ 転送方式により、 入力パターンに対応するところの 出力パターンが、 階層ネ 'ン トワークの出力層より出 力される ことになる。
[0218] 15 第 1 2図に、 この基'本ュニ 'ン ト 1 2 1 を複数個、 階層的に接続する こ とで構成されるネ ッ トワーク構 成データ処理装置の一実施例を示す。 この実施例は、 各基本ュニッ ト 1 2 1 に与えられる重みをュニッ ト の外部で一時保持し、 C S I の制御を主制御回路よ
[0219] 20 り与える場合の実施例である。 この実施例は、 第 2 図で示した階層ネ ッ トワークの階層構造間の電気的 な接続を、 1本の共通なアナログバス 1 4 0 (識別 子としで a乃至 cが付く ことがある) をもって実現 する実施例である。 従って、 基本ュニッ ト 1 2 1 の
[0220] 25 出力スィ ツチ部 3 6から出力させる最終出力値 (こ 1 れが、 後段層に位置する基本ユニッ ト 1 2 1への入 力となる) は、 アナログ信号の出力モードで出力さ れるように構成される。 なおこの実施例では h、 i 層が中間層で、 出力層を j 層として示してある。
[0221] 5 同図において、 1 6 1 は各基本ユニッ ト 1 2 1毎 に設けられる重み出力画路で、 基本ュニッ ト 1 2 1 内の重み保持部 3 8 のための重みを出力するもの、 1 6 2 は重み信号線で、 重み出力面路 1 6 1 の出力 を重み保持画路 3 8 に接続する もの、 1 2 0 (識別
[0222] 10 子として a乃至 nが付く ことがある) は入力信号の 数に合わせて設けられる入力側面路で、 階層ネッ ト ワークの入力層に対応して入力パターンとなる初期 信号を出力するもの、 1 6 4 (識別子として a乃至 dが付く こ とがある) は C S I を含む同期制御信号
[0223] 15 線で、 データ fe送の制御を実行する主制御面路 1 5
[0224] 0からの同期制御信号を、 重み出力面路 1 6 1、 入 力側回路 1 2 0及び基本ュニッ ト 1 2 1 の制御画路 3 9 'に伝えるための信号線である。 なお、 この同期 制御信号線 1 6 4 は、 図中では共通線で示してある
[0225] 20 力 、 詳細には、 各画路に対し主制御回路 1 5 0 と個 別の信号線で接続されている。
[0226] 第 1 3図に、 主制御面路 1 5 0 の詳細なシステム 構成を示す。 同図において、 主制御 II路 1 5 0 は、 外部ノヾス イ ンタ フ ェ イ ス 1 5 0 a 、 マイ ク ロ コー ド
[0227] 25 メ モ リ 1 5 0 b、 プロ グラ ム シーケ ンサ 1 5 0 c、 1 制御バター ンメ モ リ 1 5 0 d、 重みデータメ モ リ 1 5 0 eを少な く ともを含んで構成される。 外部バス イ ンタ フ ェ イ ス回路 1 5 0 a は、 メ イ ンバス 1 5 0 Xを介してホス トコ ン ピュータ 1 5 0 y、 外部記憶
[0228] 5 装置 1 5 0 z と接続されており、 ホス ト コ ン ビユ ー
[0229] タ 1 5 0 yからの動作指示を受け取るもの、 マイ ク ロ コ 一 ドメ モ リ 1 5 0 b は、 プロ グラ ム シーケ ンサ 1 5 0 c の動作を規定する マイ ク ロ コ ー ドを格納す る もの、 プロ グラ ム シーケ ンサ 1 5 0 c は、 マイ ク
[0230] 10 口 コ ー ドメ モ リ 1 5 0 b 内のマイ ク ロ コ ー ドに応じ て制御パター ンメ モ リ 1 5 0 d及び重みデータ メ モ リ 1 5 0 e のア ド レスをコ ン ト ロールする もの.、 制 御バターンメ モ リ 1 5 0 d は、 その出力信号線が入 力側画路 1 2 0、 中間層、 出力層における基本ュニ
[0231] 15 ッ ト 1 2 1 のそれぞれに個別に接続されており、 プ ログラムシーケンサ 1 5 0 cからの指示に応じて、 各組毎、 すなわち、 入力側回路 1 2 0 の組、 中間層 の組、 出力層の組毎に、 各組のう ちの 1 つの回路、 あるいは基本ュニッ ト 1 2 1 を時分割に選択するよ
[0232] 20 う に、 出力信号線、 各種同期信号線のオ ン、 オ フを 設定するためのもの、 重みデータメ モ リ 1 5 0 e は、 プロ グラ ムシーケンサ 1 5 0 c の指示に応じて、 時 分割入力信号に同期して各基本ュニッ ト 1 2 1 に重 みが与えられるように、 各重み出力回路 1 6 1 に重
[0233] 25 み (デ ィ ジタルデータ ) を出力する ものである。 な 1 お、 ホス ト コ ンピュータ 1 5 0 yは、 M P Uと主記 憶を舍み、 ノ ッ クプロパゲーショ ン等の学習アルゴ リ ズムより重みを決定したり、 入力パターン Y i を 与えたりするための制御を行う。 外部記憶装置は、
[0234] 5 ニューロ コ ンピュータを構築するためのデータを格 納する。
[0235] 次に、 第 1 4図に示すタイ ミ ングチャー トに従つ て、 このよ う に構成される第 1 2図の実施例の動作 処理について説明する。
[0236] 10 ホス ト コ ンピュータ 1 5 0 yからメ イ ンバス 1 5
[0237] 0 Xを介して出力パターンへの変換要求が与えられ ると、 主制御面路 1 5 0 は、 入力側面路 1 2 0に対 して出力制御信号を時系列的にサイ ク リ ックに送出 することで、 複数の入力側面路 1 2 0 を順次、 時系
[0238] 15 列的にサイ ク リ ックに選択してい く よう処理する。
[0239] すなわち、 主制御回路 1 5 0 ば、 プログラムシーケ ンサ 1 5 0 c の指示に応じて、 制御パターンメ モ リ 1 5 0 dから、 入力側面路 1 2 0を順々に 択する ベく、 同期制御信号線 1 6 4 aを順々 に各入力側画
[0240] 20 路 1 2 0毎にオンさせる。 つまり、 まず、 入力側面 路 1 2 0 a に与えられる入力パターン をアナ口 グバス 1 4 0 aに出力すべく、 n本の同期制御信号 線 1 6 4 ·のう ち、 入力側面路 1 2 0 a のゲー トをォ ープンする同期制御信号 ( C S I ) 線 1 6 4 a (図
[0241] 25 中では、 1 6 4 a — 1 で表している) のみをオンし 1 他の同期制御信号線 1 6 4 a はオ フにする。 続いて 入力側回路 1 2 0 b に与えられる入力パター ン Y 2 をアナログバス 1 4 0 a に出力すべく 、 入力側面路 回路 1 2 0 bのゲ一 トをオープンする同期制御信号
[0242] 5 線 1 6 4 a (図中では、 1 6 4 a — 2で表している のみをオ ン し、 他の同期制御信号線 1 6 4 a はオ フ にする。 以下同様にして、 入力側回路 1 2 0 nの入 力パター ン Y n をアナログバス 1 4 0 a に出力する まで、 同期制御信号線 1 6 4 a のオ ン、 オ フ動作を
[0243] 10 行う。 また、 これと並行して、 h層の各基本ュニッ ト 1 2 1 の各重み出力回路 1 6 1 に対して重みを与 えるべく、 各同期制御信号線 1 6 4 a のオ ン動作に 同期するように、 同期制御信号線 1 6 4 bを介して 各重み出力回路 1 6 1毎に重みデータメ モ リ 1 5 0
[0244] 15 e の出力をセ ッ トする。
[0245] 第 1 4 A図では、 この同期制御信号線 1 6 4 a の 同期制御信号を Y i 出力制御信号 ( i = 1 〜 n ) で 表して、 入力側回路 1 2 0を時系列的にサイ ク リ ッ クに選択してい く過程を図示している。 ここで、 n
[0246] 20 は入力側回路 1 2 0 の個数である。 このようにして 選択される入力側面路 1 2 0 は、 h層との間に設け られるアナ πグバス 1 4 0 (図中では、 入力層アナ ログバス · 1 0 a という ) 上に、 入力パターンとし て与えられたアナ口グ信号 Y i を送出するよう処理
[0247] 25 する。 こ の入力パター ンは、 ホス ト コ ン ピュータ 1 1 5 0 yを介して与えられる。 従って、 第 1 4 A図に 示すように、 入力層アナ口グバス 1 0 a上には、 アナ口グ信号 Y i が、 入力側回路 1 2 0 の偭数分順 序よ く送出されるとともに、 最初の入力パターンの
[0248] 5 Y i 、 続いて次の入力パターンの Y i 、 そして次の 入力パターンの Y i というように、 次々 と操り返し 送出されてい く ことになる。
[0249] h層の各基本ュニッ ト 1 2 1 の乗算部 1 2 2 は、 この送出されてく るアナ口グ信号 Y i を受け取ると,
[0250] 10 主制御回路 1 5 0からセッ トされることになる重み 保持部 3 8 の重み W i を使い、 上述した乗箕処理の ( Y i · W i ) を実行することになる。 この重み W i は、 ノ、'ツク ' プロ.パゲーシヨ ン法に従って、 M P Uですでに決定されているものとする。
[0251] 15 従って、 主制御面路 1 5 0 は、 第 1 4 B図に示す ように、 入力側面路 1 2 0 の選択処理と同期させて. 重み出力面路 1 6 1 を介して、 その選択された入力 側回路 1 2 0 に応じた重み W i を、 h層の各基本ュ ニッ ト 1 2 1 の重み保持部 3 8 にセッ ト していく こ
[0252] 20 とになる。 そして、 1 バスサイ クルの間に Y i と W の積をとつて前の積和との和を求めることになる。
[0253] この基本ュニッ ト 1 2 1への重みの設定処理は、 アナコグ '信号かディ ジタル信号のいずれのモー ドに 従って実現することも可能である。
[0254] 25 なお、 重みは、 接続毎に指定されるものであるこ 1 とから、 正確には W i j ( j は h層の基本ユニッ ト 番号) と表すべきであるが、 説明を簡単にするため に W i としてある。
[0255] ここで、 第 1 5図に示される基本ュニッ ト 1 2 1
[0256] 5 の信号処理のタイ ミ ングチャー トに従って、 その処 理動作につい'て説明する。 なお、 こ こでは、 中間層 における基本ユニッ ト 1 2 1 (図中の 1 2 1 a ) に ついて説明するものとする。
[0257] まず、 制御回路 3 9 は、 主制御回路 1 5 0 の制御
[0258] 10 パターンメ モ リ 1 5 0 dから同期制御信号線 1 6 4
[0259] (図中の 1 6 4 b - 1 ) を介して与えられる同期制 御信号を受け取ると、 0 Cに相当する入力制御信号 ( c ) をオンにし、 入カスィ ツチ部 3 7 を導通させ ると同時に、 パ ッ フ 7 3 8 a のゲー トをオープンす
[0260] 15 る重み入力制御信号 ( d ) 、 出力スィ ツチ部 3 6を 導通させる C S I に相当する出力制御信号 ( h , ) をオンにする。 このとき、 主制御回路 1 5 0 は、 ク ロ ック ( a ) と同期して前述した同期制御信号線 1 6 4 a の C S I を順次オ ンにするので、 このク ロ .ン
[0261] 20 ク ( a ) に同期して入力側回路 1 2 0 a , 1 2 0 b ,
[0262] . . · 1 2 O nに保持されている入力パターン信号 Y i 力く、 アナログバス 1 4 0、 入力スィ ツチ部 3 7 を介して乗算型 D /Aコ ンバータ 3 2 a に与えられ る。
[0263] 25 —方、 主制御面路 1 5 0 は、 同様に、 重みデータ 1 メ モ リ 1 5 0 e の重みを同期制御信号線 1 6 4 b
[0264] (図中の 1 6 4 - 2 ) を介して重み出力面路 1 1 に与えているので、 この重み (ディ ジタルデータ) W i がバッ ファ 3 8 aを通して重み保持部 3 8 に 5 格納される。 また、 このとき、 C S I の出力制御信 号 ( ίι! ) がク ロ ッ ク ( a ) の 1周期分だけオンに なるので、 基本ュニ ッ ト 1 2 1 のサンプルホールド 回路のァナ口グゲー トがこの簡オーブン扰態となり、 保持されていたアナログ値が出力スィ ツチ部 3 6を 10 介して後段の i 層のアナログバス 1 4 0 b上に出力 される。 さて、 重み保持部 3 8 にディ ジタル値の重 み W t が格納されると、 乗算制御信号 ( e ) がオ ン となるので、 乗箕型 Dノ Aコ ンバータ 3 2 a は、 入 カスィ ツチ部 3 7を介して与えられるアナログ信号 15 Y 1 と重み との乗箕を行い、 乗算結果をアナコ グ信号として出力する。 続いて、 加箕制御信号 ( ί ) がオンになるので、 積分器で構成されるアナ πグ加 算器' 3 3 aが動作し、 直前保持されていたアナログ 値 (最初はク リ アされており、 ゼロである) と乗箕 20 型 D Z Aコ ンバータ 3 2 a の乗算結果との加箕が行 われ、 加箕結果がサンブルホールド面路 3 3 に再 格納される。
[0265] 以上の'動作により、 1 バスサイ クルが終了し、 次 のクロ ック ( a ) に同期して、 入力スィ ッチ部 3 7 25 からは入力側面路 1 2 0 b の入力パターン Y 2 が与 1 えられ、 重み出力回路 1 6 1 からはこの入力パター ン Y 2 に対応する重み W2 が与えられるので、 入力 パターン γ2 と重み w2 との乗算が行われ、 そして、 この乗算結果とサンプルホール ド回路 3 3 bのホー
[0266] 5 ルド値との加算が行われる。 そして、 これ以降、 入 力側回路 1 2 0 nの入力パターン Yn に対する処理 が終了するまでこの動作を操り返す。 そして、 入力 パターン Yn と ^ n との乗算が終了すると、 変換制 御信号 ( g ) がオ ンになるので、 この乗算結果を累
[0267] 10 算した値が、 閾値部 1 2 4 の非線形関数発生回路 3
[0268] 4 a に入力され、 対応する Y値が保持される。 すな わち、 閾値処理部 1 2 4 は、 上述した
[0269] Y = l / ( l + e x p ( - X + e ) )
[0270] という演算処理を行い、 これにより、 基本ュニッ ト
[0271] 15 1 2 1 の最終的な演算出力である最終出力値 Yが求 められ、 保持され、 次の出力制御信号 ( h t ) の立 ち上がり時にこの結果が後段のアナ口グバス ( 1 4 O b ') に出力される。 この値 Yが求まると、 加算部 3 3 の累算値は、 次の入力側面路 1 2 0 の選択サイ
[0272] 20 クルと同期して、 入力されるク リ ア信号により ク リ ァされる。
[0273] 以上に説明したような動作を行う ことにより、 各 基本ュニツ ト 1 2 1 は、 入力パターン Y i と重み Wi から最終出力値 Yを得る。
[0274] 25 これ以降、 第 1 2図に示される実施例の構成に戻 1 つて説明する。 第 1 5図を用いて詳述したように、 全ての入力側面路 1 2 0からの入力バ ーンに対す る処理が終了すると、 再度主制御面路 1 5 0から各 基本ユニッ ト 1 2 1 (識別子として a なしい nが付
[0275] 5 く ことがある) に対して同期制御信号が与えられる ので、 入力側面路 1 2 0 に新たに与えられる入力パ ターン Yi と新たな重み Wi に従って同様の動作を 実行する。
[0276] 一方、 このようにして求められる h層の基本ュニ
[0277] 10 ッ ト 1 2 1 の最終出力値 Yは、 保持されて、 入力側 回路 1 2 0 に対してなされた処理とまつたく同じ処 理により、 アナログバス 1 4 0 bを介して、 次段に 位置する i 層の基本ュニッ ト 1 2 1へと時分割の送 信形式に従って送出されてい く ことになる。 すなわ
[0278] 15 ち、 主制御面路 1 5 0 は、 h層の各基本ュニッ ト 1
[0279] 2 1 a〜 1 2 1 ηの制御面路 3 9 に対して同期制御 信号線 1 6 4 b (図中の 1 6 4 b — 1 ) を介して出 力制御信号 h i 〜! 1 2 (第 1 5図) を時系列的にサ イ ク リ ックに送出することで、 各基本ュニッ ト 1 2
[0280] 20 1 3 , 1 2 1 1) · · · の岀カスィ 'ンチ部 3 6を順次.
[0281] 時系列的にサイ ク リ ックに 0 Nする。 これにより、 各基本ュニッ ト 1 2 1 a〜 l 2 1 nに保持されてい る最終出力値のァナログ信号が、 i 層の各基本ュニ ッ トの乗寘部 1 2 2 に時分割の送信形式で送られる
[0282] 25 ことなる。 i 層の各基本ユニッ トは、 前述したと同 1 様の処理動作を実行し、 この処理により求められ'る i 層の基本ュニッ ト 1 2 1 の最終出力値 Yを同様の 時分割の送信処理を実行するこ とで、 出力層の基本 ュニッ ト 1 2 1 の最終出力値 Yが求められるこ とに
[0283] 5 なる。 すなわち、 主制御回路 1 5 0 は中間層、 出力 層の各基本ュニッ ト 1 2 1 に偭別に接続された同期 制御信号線 1 6 4 c、 1 6 4 dを介して、 同様に各 基本ュニッ トの制御を行う。
[0284] 第 1 6図は階層二ユーラルネ ッ トワークを実現す
[0285] 10 る本発明のニューロコ ン ピュータのブロ ック図であ る。 ニューロチップからアナログニューロ ンプロセ ッサ A N P 1〜 5を各層に並列に配置し、 各層間に 独立にアナログバス ( B 1 , B 2 , B 3 ) を設ける < 同図において、 A N P 1 , 2 , 3で中間層を形成し、
[0286] 15 AN P 4 , 5で出力層を形成する。 また、 入力段の
[0287] A N Pはな く、 入力側にはアナログ入力信号をタイ ミ ングよ く入力するためのディ ジー回路 1 7 1 , 1 7 2が存在する。 S /Hで示す回路はサンプル/1ホ 一ル ド回路 1 7 3 , 1 7 4である。 A N P 1〜 5 に
[0288] 20 はそれぞれコ ン ト ロール用の口ジッ ク信号が必要で あるので、 マスタコ ン ト ロールブロ ッ ク ( M C B ) 1 8 1 から各層に多く の制御信号線を送り込む。 デ —タク 口'ッ ク D C L Kはすべての A N Pの入力側の ディ ジー回路 1 7 1 と 1 7 2 に与えられ、 アナログ
[0289] 25 処理の基本ク ロ ック となる。 重みク ロ ック W C L K 1 もすベての AN Pと入力側のディ ジ一面路 1 7 1 ,
[0290] 1 7 2に与えられ、 重みデータ用の高速クロ ックで ある。 重みメ モ リ ブロ ック 1 8 5 , 1 8 6から各 A N P 4 , 5及び AN P 1 , 2 , 3にはその重みク ロ
[0291] 5 ック W C L Kに同期して重みデータが入力される。
[0292] また、 同期信号 S Y N C 1 は中間層の AN Pに与え られる層の同期ク ロ ックで同期信号 S YN C 2は出 力層の AN Pに与えられる層の同期クロ ックである。 S H 1 と〇 C 1 は中間層の AN Pに対するサ ンプル
[0293] 10 Zホール ド制御信号とオフセ ッ ト コ ン ト ロール信号、
[0294] S H 2 と O C 2は出力層の AN Pに対するサ ンプル ノホール ド制御信号とオフセ ッ トコ ン ト ロール信号 である。
[0295] 左側のブロ ックであるディ ジ一面路 1 7 1 , 1 7 15 2 は、 入力層に相当する入力側面路である。 入カノ ー ド、 つまり入力層内のニューロ ンを実現するため に、 アナログ信号を時分割で A N Pが出すのと同じ タ イ ミ ングで、 アナログ入力ボー ト 0 , 1より与え られるアナ口グ入力信号を面路内に入力しなければ 20 ならない。 つまり、 出力層からみれば、 出力層の A
[0296] N P 4 , 5は前の中藺層の AN P 1 , 2 , 3からァ ナ口グ信号をアナ口グバス B 2を介して時分割で受 けることを基本動作としている。 これと同じ関係が 中間層と入力層にも存在しなければならない。 入力 25 層と中間層の関係は、 中間層の AN Pから見るとそ 1 の前に入力層の A N Pがあるよう に見えなければい けない。 このこ とは、 中間層の A N Pがアナログバ ス B 2にアナ口グ信号を出力するタ イ ミ ングと同じ 機能でァナ口グ入力ポー ト 0 , 1からのアナログ入 5 力信号に対しても決ま った規則でアナログバス B 1 に出力しな く てはならないという制約がある。 即ち アナログ入力ポー ト 0 , 1からの入力信号はアナコ グバス B 1 に時分割に乗って く る。 アナログ入力ポ ― ト 0からのアナログ信号は、 適当なタ イ ミ ングで
[0297] 10 アナログバス B 1に乗る力 そこに出力した次のタ ィ ミ ングで、 アナログ入力ポー ト 1からの次のアナ πグ入力信号が同じアナログバス B 1 に乗る。 こ の 同期をとるために一定のタイ ミ ングで出される入力 制御信号 C S I をデイ ジ一回路 1 7 1が入力し、 一
[0298] 15 定時間後に、 その回路から出力制御信号 C S 0が出 される。 この C S I はマスタコ ン ト ロール画路 1 8 1 の C S 0 1から出力される。 ディ ジー回路 1 7 1 , 1 7 '2は一種の遅延回路である。 各デイ ジ一面路 1 7 1 はマスタ コ ン ト ロール 1 8 1から入力制御信号
[0299] 20 C S Iを入力する と、 自分は縦方向に隣接する次の デイ ジ一面路 1 7 2に対して、 アナ ログ入力ポー ト 1のアナログ出力信号を出すよ う に、 C S O信号を 次に渡すこ とになる。 この動作をディ ジー制御と呼 ぶ。
[0300] 25 マスタ コ ン ト ロール回路 1 8 1 の C S 0 1が立ち 1 上がる と、 スィ ッチ 1 7 5がオンし、 サンプルノホ 一ルド面路 1 Ί 3 に保持されているアナログ入力ポ ー ト 0 のアナログ入力信号はアナログバス B 1 に乗 る。 C S O 1 はデイ ジ一回路 1 Ί 1 の C S I である
[0301] 5 から、 これが立ち下がってから一定時間後に C S 〇 が立ち上がる。 これはデイ ジ一面路 1 7 2 の C S I であると同時に、 スィ ッチ 1 7 6を制御してォンに させるので、 サンプルノホール ド回路 1 Ί 4 に保持 されていたアナログ入力ポー ト 1 のアナログ入力信
[0302] 10 号をバス B 1 に乗せる。 階層構造になった本システ ムでは、 このディ ジー制御が必要となる。 つまり、 アナ口グ入力信号に対してアナ口グ入力ポー ト 0か らサンプルノホールド面路 1 7 3を介してアナログ バス B 1 に出力すれば、 次にアナ口グ入力信号に対
[0303] 15 してアナログ入力ポー ト 1からサンプル Zホールド 回路 1 Ί 4を介して同じアナログバス B 1 に出力さ せることになる。 中間層の各ニューロ ンでみている とアナログ入力ボー ト 0のアナログ入力信号とアナ ログ入力ポー ト 1からの次のァナログ入力信号とは
[0304] 20 時分割で逐次に入ってく る。
[0305] 各ディ ジー回路 1 7 1 , 1 7 2 は、 アナログバス B 1上のバス競合を防ぐために、 入力制御信号 C S I を特定の時 F曰だけ遅延させて出力制御信号 C S 0 を出す。
[0306] 25 中間層においても、 マスタコ ン ト ロールブロ ック 1 1 8 1 からの出力制御信号 C S 0 2を C S I として 受ける A N P 1 がアナログ信号を出力したら、 C S 0を C S I として A N P 2 に渡すと、 次に A N P 2 が出力する。 A N P 2 の C S Oを C S I として受け
[0307] 5 る A N P 3が次にアナログ信号を出力すことになる, 要するに、 ここでは A N P 1 , 2 , 3 の順に出力し 中間層のデイ ジ一動作が終わる。 これと並行して全 ての動作を管理しているマスタコ ン ト 口一ルブロ ッ ク 1 8 1 は、 出力層の A N P 4 に C S 0 3を与える
[0308] 10 と A N P 4が出力し、 出力完了後、 A N P 4が A N
[0309] P 5 に C S Oを与えると A N P 5が出力する。 出力層の A N P 4 , 5からの出力は、 それぞれマ スタコ ン ト ロールブロ ック 1 8 1 力、ら C S 0 3信号 及び A N P 4からのディ ジーチヱーン用出力制御信
[0310] 15 号 C S 0によってそれぞれサ ンプルノホール ド面路
[0311] 1 7 7 1 7 8でサンプル/ホール ドされる。 この 出力電圧は、 アナログ出力ポー ト 0, 1からアナ口 グ出力信号として出力される他、 アナログマルチプ レクサ 1 7 9で選択された後、 AZDコ ンバータ 1 20 8 0で AZD変換され、 M P U 1 8 2、 メ モ リ 1 8
[0312] 3、 通信ィ ンタフヱイ ス 1 8 4から構成されるディ ジタル制御手段に入力される。 そして、 M P U 1 8 2で例えば学習時に与えた M P U内に蓄えられた教 師信号と比較し、 所望の出力信号であるかのチュ ッ 25 クを行い、 この結果に基づいて後述する重みメ モ リ 1 の重みデータを変更する。 マックスバリ ューノー ド 面路 1 8 7 はマスタコ ン ト ロールブロ ック 1 8 1 か らダミーノー ド制御信号 D C S 1 , D C S 2が出力 イ ネ一ブル 1及び 2 に加えられるとともに、 出力端
[0313] 5 子はアナログバス B l , B 2 に接続される。
[0314] 第 1 7図は第 1 6図に示した実施例にかかる階層 型ニューロ コ ンピュータのタイ ミ ング図である。 各 層別にその制御信号線が抜き出して書かれている。 まず基本的な動作ク ロ ックであるデータク ロ ック D
[0315] 10 C L Kと重みク ロ ック W C L Kは同一層のすべての
[0316] A N Pや入力側のディ ジ一面路 1 Ί 1 , 1 7 2に同 時に入る。
[0317] 重みクロ ック W C L Kは、 重みのディ ジタルデー タをシ リ アルで送り込むためのシ リ アル同期パルス
[0318] 15 で、 重みメ モ リ ブロ ックから重みを読み出すための 同期ク ロ ックである。 どのタイ ミ ングで、 入力デー タを取り込むかはそれぞれの制御信号で規定する。 まず第 1 7図のタイ ミ ングチャー トにおいて、 C S 0 1 ばマスタコ ン ト ロールブロ ック 1 8 1から出力
[0319] 20 されるディ ジーチェーン用制御信号 C S 0 1、 すな わ-ちデイ ジ一画路 1 7 1 へのディ ジーチェーン用制 御信号 C S I である。 デイ ジ一画路 1 7 1 において C S I が 1番百のアナ口グ入力信号をアナ口グ入力 ポー ト 0からサ ンプル Zホール ド面路 S H 1 7 3を
[0320] 25 介してアナログバス B 1 に出力させる。 すなわちタ 1 ィ ミ ングチ ャー トの①においてアナログ信号をアナ ログバス B 1 に出力させる。 この瞬間に、 アナログ バス B 1上に電圧が乗り、 AN P 1 , AN P 2 , A N P 3 はこのアナ口グ信号に対して並列に積和演算 5 を行う。 その C S Oがデイ ジ一回路 1 7 1を通過し、
[0321] C S 0が立ち下がってから所定時間後に次の C S I が②に示すように立ち上がり、 ディ ジー回路 1 7 2 にその C S Iが入る。 次の C S I は入力層の 2番目 のディ ジ一面路 1 , 2に入る制御信号である。 そ-し
[0322] 10 て C S I がハイ の間にアナログ入力ポー ト 1からァ ナログ入力信号をサンプル/ホールド回路 S H 1 7 4を介して AN P 1 , AN P 2 , AN P 3に入力し、 ここで積和演算を行う。 マスタコ ン ト ロールプロ ッ ク 1 8 iからの D C S 1 は、 ダミーノ ー ドへの制御
[0323] 15 信号である。 各層とも入力の他にダミーノー ドから の信号があるので (ニューロ ンノー ド数 + 1 ) 個の ノー ドの形態であり、 入力層では 2入力であるが、 各中間層の AN Pからみると 3入力であるように見 える。 これを時間的に説明すると、 2つの C S I と
[0324] 20 1つの D C S 1で 1つのブロ ック となる制御信号で ある。 入力のサイ クルは、 最初の C S Iから始まり、 D C S 1 のダミーへの入力で終わる。 ダミーノ ー ド はマッ スバリ ューノ ー ド回路 1 8 7であり、 その 回路は D C S 1が入力されている間アナログバスに
[0325] 25 固定されたある閾値電圧を出力する。 すなわち③で 示すように D C S Iが立ち上がってからこの電圧が 出力されている間、 中間層の各 A N Pは通常の入力 と同様に積和演箕を行って、 その固定電圧が前の 2 つのアナ口グ入力信号の積和演箕されたものの結果
[0326] 5 に加えられることになる。 すなわち、 掛け算後、 足 し箕を実行する。 S YN C 1は、 C S 0 1が立ち上 がる前の D C L Kの立ち下がりでハイ となり、 D C S 1が立ち上がつてから次の D C L Kの立ち下がり でロウとなる。 これは入力層の同期をとる信号であ
[0327] 10 る。 W C L Kが入力されている間でアナログ入力と 重みデータの掛け算が行われる。 中間層の AN Pに 入るサ ンプルノホール ド信号 S H 1には、 2つの山 M l , M 2が出力されているが、 最初の山 M 1の少 し前で積をとり山の部分で和を生成し、 ホールドす
[0328] 15 る。 そして、 次の山 M 2でオフセ ッ ト電圧 Vb (第
[0329] 9図参照) を差し引いてサ ンプルノホール ドする。 このような処理を入力されるすべてのアナ口グ信号 について順次橾り返し行い、 積和の計箕が終わる。 この場合はダミ ーを含めて中間層の各 AN Pは積和
[0330] 20 演算を 3回実行する。 これで中間層の各 AN Pの 1 画の処理ば終わり、 3入力に対する積の加算までが 終了する
[0331] また、' タイ ミ ングチ ャー ト に於いて D C S 1が立 ち下がった直後の D C L Kがハイ のとき、 アナログ
[0332] 25 2カボー ト 0、 1 , ダミーノードから 3つの信号に 1 ついて積和演算した結果が各 A N P 1 , 2 , 3 のキ ャパシタ (第 7図、 サンプルノホール ド部 4 5内の C h ) にホール ドされる。 このような動作が基本的 に繰り返されることになるが、 中間層と出力層との 5 間にあるアナログバス B 2 に A N P 1 の出力信号を いつ出力するかという ことはマスタコ ン ト ロールブ ロ ック 1 8 1 から出される C S 0 2 の信号の立ち上 がりで決まる。
[0333] S H 1 の下に示したオフセ ッ ト コ ン ト ロール制御
[0334] 10 信号〇 C 1 は A N Pの内部においてオフセ ッ トキヤ ンセルを行う。 すなわち各 A N Pは内部的にォペア ンプを含むアナログ回路であって、 画路自体がオフ セ ッ トを持っているため、 このオフセ ッ トをキャ ン セルするための制御信号 0 C信号である。 O C 1
[0335] 15 に示されるように積和の演算が 1 つ実行される毎に
[0336] 1 つのパルスが出され、 内部においてオフセ ッ トキ ヤ ンセルが実行されている。 タイ ミ ングチャー トで は④'で示すように C S 0 2が立ち上がるとともに A N P 1 からアナログバス B 2 に A N P 1 にホール ド
[0337] 20 されていた信号が出力し、 C S 0 2がハイ の間に出 力層の A N P 4が積和演算を行う。 ④で示される C S O 2 の立ち上がり はその前の入力結果の積和の結 果を出力するタイ ミ ングである。
[0338] 次に、 第 1 7図を使って中間層と出力層との間の
[0339] 25 タイ ミ ングを説明する。 1 なお、 同図において、 中間層からのデイ ジ一チヱ ーン制御信号の出力④, ⑤, ⑥, ⑦及び出力層から の出力⑧, ⑨に同期してアナログバス上にあらわれ るアナ口グ信号は上述した入力層からのデイ ジ一チ
[0340] 5 ュ一ン制御信号の出力①, ②, ③に同期してアナ口 グバス上に入力されるアナ口グ信号に対して 1処理 サイ クル前の結果が現れることになる。 パイプライ ン処理の実行は後で說明するが、 タイ ミ ングチヤ一 トの④で示される C S 0 2の立ち上がり時において、
[0341] 10 AN P 1 の出力が出される。 ④に示される C S 0 2 の立ち上がり時にタイ ミ ングチャー ト S H 2の信号 を見るとパルスが 2つ出されている。 S H 2信号は 第 1 S図のブロ ック図において、 出力層の第 1番目 の A N P 4に入力されている。 すなわち S H 2信号
[0342] 15 の 2つの山のパルスにおいて、 A N P 4内で和の演 箕が 1 つ実行される。 中間層には図に示されるよう に AN P 1 , 2 , 3の 3つの中間層のニューロンが あるが、 マ ックスバリ ューノ ード回路 1 8 7による ダミーノードが 1つ加えられ、 合計 4つのニューロ
[0343] 20 ンがあると仮定されている。 従って S H 2信号の山
[0344] 2つのパルスが④の部分から見て 4面出力されてお り、 この S H 2信号の 4組の ώのパルスで中間層の アナ口グ信号が AN P 4に入力され積和が演算され る。 この動作は当然、 中間層の A N Pが入力信号に
[0345] 25 対して積和演箕をしているタイ ミ ングと同時に行つ 1 ていることになり、 これはパイ プライ ン処理となつ ている。 C S 0 2 の下の信号は中間層にある A N P 1 の C S Oの信号で、 これは同じ中間層の A N P 2 に対する C S I である。 これが⑤で示されている部
[0346] 5 分である。 その下は A N P 2 の C S Oでその下は A
[0347] N P 3 の C S I でこれが⑥である。 その下が A N P 3 の C S Oであり、 その下の⑦がダミーノー ドの C S I であってこれは D C S 2、 すなわちマスタコ ン ト ロールブロ ックから出される信号である。 C S I
[0348] 10 で見ると④, ⑤, ⑥, ⑦の順序でそれぞれ中間層の
[0349] A N P 1 , A N P 2 , A N P 3、 そしてダミーノ ー ドのマ ッ クスバリ ューノ ー ド画路 1 8 7 に入力され る。 この間 S H 2信号は 2つの山を持つパルス信号 を 4つ出している。 すなわち、 A N P 4 の出力層の
[0350] 15 ニューロンは入力アナログ信号と重みとの積を 4つ 分加えることになる。 ④の部分で A N P 1 に C S I が入力している時には A N P 1 からアナログ信号が 中間'層と出力層の間のアナ口グバスに信号が出され、 これが A N P 4 に入力される。 そしてこの時、 対応
[0351] 20 する重みデータが A N P 4 に入力され、 それと共に 積が実行され、 S H 2信号の第 1 の山で加算され、 第 2 の山でサンプルノホールドされる。 そしてこの' 計算が終わると、 A N P 1 から C S Oの信号が立ち 上がり、 これが A N P 2 の C S I となる。 これが⑤
[0352] 25 の状態であり、 この時重みデータ とアナログバス上 1 のデータとが掛け箕され、 和が計箕される。 ⑤が立 ち下がったあと所定時間後に AN P 3への C S I が ハイ となり⑥で示すように AN P で積和演算が行 われる。 このような積和の演算が AN P 4内で計箕
[0353] 5 され、 ⑦のところでマックスバリ ューノー ド面路 1
[0354] 8 7から出力される固定電圧が AN P 4に入力され、 これが内部のいままで蓄えられた積和に加えられる ことになる。
[0355] 以上の動作は出力層の A N P 5 に対しても並行し
[0356] 10 て行われる。 こ こに同時処理がある。 AN P 4で計 箕された積和演算の結果が出力層に接続されたアナ ログバス B 3 に出力されるタイ ミ ングはマスタコ ン トロールブロ ック 1 8 1から出される C S 0 3 の立 ち上がりである。 マックスバリ ューノー ド面路 1 8
[0357] 15 7がアナログバス B 2に出力するための制御信号が
[0358] D C S 2であって、 これが⑦に対応する。 この D C S 2までは中間層における計箕結果を出力するまで の動作である。 タイ ミ ングチャー トのこれより も下 に書いてある信号に対しては同じような動作であり、
[0359] 20 中間層とカスケ一ドに接続された出力層側の動作を 規定する信号パルスである。 C S O 3が立ち上がる と、 A N P 4で計箕された積和演算の結果が出力さ - れることになる。 出力層では A N P 4、 AN P 5の 2個が出力される。 なお、 例えば④の C S 0 2 の立
[0360] 25 ち上がり は、 A N P 1 に入る信号で、 この立ち上が 1 り は D C L Kより も遅れている。 これはアナログ入 力信号とディ ジタル重みデータとの積演算を行う場 合、 W C L Kでディ ジタルデータを読み込む時にシ リ アルであって、 これを内部でパラ レルに変換する
[0361] 5 ディ ジタルデータの読み込み時間とアナログ入力信 号が D /Aコ ンバータすなわち乗箕処理部に到達す るまでの時間を考慮して C S O 2 の立ち上がりを遅 らせているからである。 すなわち、 最初の頭の部分 でズレているのは、 データの呼び出し、 つまり シリ
[0362] 10 アルデータの読み込み時間が舍まれている。 データ がセ ッ ト し終わるのは D C L Kの立ち上がりから、 しばら く たった時間すなわち W C L Kで 1 6 サイ ク ル後である。 アナログ乗箕の開始時間は C S 0 2が 立ち上がつてから W C L Kで 8 サイ クルたつた後で
[0363] 15 ある。
[0364] 第 1 8図ば、 ディ ジタル重みデータの読み込みタ イ ミ ングを示すタイ ミ ングチャー トである。 同図に おいて、 マスタク ロ ック M C L K、 同期信号 S Y N C、 重みクロ ック W C L K、 データク ロ ック D C L
[0365] 20 K、 実際の重みデータ W D A T Αが示されている。
[0366] 重みデータ W D A T Aは重みメ モリからビッ ト シリ アルで読み出され、 1 6 ビッ トがシ リ アルに入力さ れる。 Sはサイ ンビッ トで、 B 1 4〜 B 0 までが数 値ビッ トである。 同図において重みデータ W D A T
[0367] 25 Aの B 8 , B 7 , B 6 の部分が重みク ロ ッ ク W C L 1 Kとの対応として図の下方に拡大された形で表現さ れている。 重みクロ ック W C L Κは周期が 250 nsec でデューティ比 50 %になっている。 W C L Kの立ち 下がりからシーケ ンサ内部にあるア ド レス更新用の
[0368] 5 カ ウ ンタの伝播遅延時間後に重みメ モ リ にァ ドレス が与えられる。 即ち重みメ モ リ ( R A M ) のビ ッ ト nのア ド レスは重みデータ W D A T Aのビッ ト 7力く . 格納されている重みメ モリ のア ド レスである。 この ア ド レスが確定した後、 t A A時刻後にビ ッ ト 7が
[0369] 10 読み出されている。 ビッ ト 7からビッ ト 6への変化 は重みク ロ ックの次の周期への変化によつて決まり、 ビツ ト 6 は次の周期で読み出されている。 重みデー タの 1 6 ビッ トは A N Pに入力され、 A N Pに入力 されるアナログ電圧との積が内部の D / Aコ ンバー
[0370] 15 タによって計箕されるので、 アナログ電圧の入力開 始は、 データクロ ッ ク D C L Kからの立ち上がり力、 らずっと後に入力される。 即ち、 アナログ入力電圧 は入力されてから D Z Aコ ンバータに到達されるま での時藺があるのでその時間とディ ジタル重みデー
[0371] 20 タが内部にセ ッ トされる時間とを制御し、 重みデー タの到着時間とアナログの到着時間がちよ う ど一致 するようにアナ口グ電圧を入力する必要がある。 例えば、 アナログ入力電圧の立ち上がりは、 重み データの B 7 あたりから立ちあげ、 重みデータの B
[0372] 25 0が入力され、 その後すベての重みデータが内部で 1 確定した頃にそのアナ口グ値との乗算がスタ一 トす るように時間の制御をとる必要がある。 そして加算 は D C L Kが次にロウになる期間で行われる。
[0373] A N Pの動作時間は、 S Y N C信号と W C L K、
[0374] 5 及びデータ D C L Kで規定される。 そしてアナログ 入力電圧は A N Pの入力端子からディ ジタ ル重みデ 一夕と積を実行する D /Aコ ンバータ迄の電圧到達 時間等にかなり の時間誤差があるので、 マージ ンを 見込んで C S I の立上り は D C L Kの立上りより遅
[0375] 10 れたところから始まることになる。
[0376] 第 1 9 A図はマスタ コ ン ト ロールブロ ック 1 8 1 の構成図である。 マスタコ ン ト ロールブロ ック 1 8 1 はすべての制御信号を総括する部分である。 主要 な構成要素は外部バスィ ンタ フ ヱ イ ス回路 2 0 0、
[0377] 15 制御パター ンメ モ リ 2 0 1及びマイ ク ロ プログラ ム シーケ ンサ 2 0 2 とマイ ク ロ コ ー ドメ モ 2 0 3、 ァ ド レス作成部 2 0 4である。 外部バス イ ンタ フ ユ ィ ス'回路 2 0 0 は、 M P U等に接続するためのイ ン タ フ ヱ イ スでア ド レス線 2 0 5、 データ線 2 0 6及
[0378] 20 び制御信号線 2 0 7 に接続されている。 外部バスィ ンタ フヱイ ス面路 2 0 0 の上位ア ド レス比較面路 2 0 8、 レジスタである D— F F 2 0 9 はそれぞれ M P U等から与えられる上位ァ ド レスをデコー ドし、 上位ァ ド レスが予め定められた番地である場合に、
[0379] 25 下位ア ド レス とデータをそれぞれ D— F F 2 0 9 , 1 2 1 1にタイ ミ ング面路 2 1 4からのラ ッチ信号を ト リガとしてセ ッ トする。 そのア ドレスとデータは それぞれバス ドライノ 2 1 0 と 2 1 2を介して、 内 部ア ドレスバスと内部データバスを介して内部に入
[0380] 5 力される。 そのア ド レスはマイ ク ロコー ドメ モリ 2
[0381] 0 3を参照して、 マイ ク ロコー ドをデータバスを介 して MP U側から書き込む場合等に利用される。 ま た下位ア ド レスはバス ドライバ 2 1 0を介してマイ ク ロコードァ ドレスをマイ クロプログラムシーケン
[0382] 10 サ 2 0 2にも渡され、 M P U側からの特定なァ ドレ スで制御パターンメ モリ 2 0 1を参照できるよう に している。
[0383] M P Uあるいは主記憶からのデータはデータ線 2 0 6を介して D— F F 2 1 1にラ ッチされた後、 バ
[0384] 15 ス ドライノ 2 1 2を介してマイ ク ロコ一 ドメモ リ内 のセパレー ト Iノ 0 R A M 2 1 3あるいは、 制御パ ターンメ モリ 2 0 1内のセパレー ト I /O RAM 2 1 5 ·, 2 1 6に加えられる。 M P U或いはメ モリか らのデータス トローブ信号が制御信号線 2 0 7を介
[0385] 20 してタイ ミ ング画路 2 1 4に加えられるとァクノ リ ッジ信号を返送する通信方式で、 ア ドレスやデータ の送受信に蘭する制御が行われる。 タ イ ミ ング画路 2 1 4は D— F F 2 1 1 , D— F F 2 0 9へのラ ッ チタイ ミ ングゃ W R信号を介してマイ ク ロコードメ
[0386] 25 モ リ 2 0 3、 制御パターンメ モリ 2 0 1への書き込 1 みタイ ミ ング等を制御する。
[0387] 第 1 7図のタイ ミ ングチャー トに示されるような ニューロチップに与える複雑な制御信号の " 1 " , " 0 " ノ、。ターンは、 制御パターンメ モ リ 2 0 1 に 1
[0388] 5 周期分格納され、 その 1周期分のパターンをマイ ク 口プログラムシーケ ンサ 2 0 2 の制御に従って制御 パターンメ モ リ 2 0 1 から読み出すこ とによって生 成する。 例えばリ セ ッ ト信号 R e s e t 、 デ一タク ロ ッ ク D C L K、 重みク ロ ッ ク W C L K:、 C S 0 1 :
[0389] 10 C S 0 2 , C S 0 3や S Y N C 1、 S Y N C 2、 S
[0390] H 1、 S H 2、 0 C 1 , 0 C 2等の制御信号はセパ レー ト I /O R A M 2 1 5から読出され、 パターン に付随する制御情報つま り シーケ ンス制御フ ラグは 第 2 のセパレー ト I /O R AM 2 1 6から読み出さ
[0391] 15 れる。 例えば制御パターンメ モ リ 2 0 は 1 0 0 0 1
[0392] 1 0 0 0 1 というパターンが格納されている場合に は、 " 1 , 0 " ビッ トのパターンであるから、 この " 1·, 0 " ビッ トのパターンを操り返すように制御 パターンメ モ リ 2 0 1 のァ ドレスを制御すれば、 こ
[0393] 20 のパターンの繰り返しが制御パターンメ モ リ 2 0 1 から読み出されることになる。 すなわち制御信号の パターンは非常に複雑なパターンであるので、 これ らのパターンを予めこのセパレー ト I / O R A M 2 1 5 に格納しておき、 そのセパレー ト I / 0 R A M
[0394] 25 2 1 5 のア ド レスをマイ ク ロプログラム シーケ ンサ 1 2 0 2の制御に従って指定することによつて順次そ のビッ トパターンを出力する構造になっている。 よ つて、 幾つかの同じパターンを繰り返すことになる ので、 その操り返しをどのように実現するかはア ド
[0395] 5 レス制御に従う。 この 1周期分のパターンをオリ ジ ナルバターンと呼ぶことにする。 オリ ジナルパタ一 ンを橾り返すためには、 マイ ク 口プログラムシーケ ンサ 2 0 2に制御バターンメ モ リ 2 0 1からの特定 な情報をフ ィードバックする必要がある。 すなわち
[0396] 10 第 2のセパレー ト I 0 RAM 2 1 6内のシーケン サコ ン ト ロールフラグを条件入力としてマイ ク ロプ ログラムシーケンサ 2 0 2に入力する ことにより、 マイ ク ロプログラムシーケンサ 2 0 2は第 1のセパ レー ト I /O RAM 2 1 5内のオ リ ジナルパターン
[0397] 15 の入っている先頭ァ ドレスに戻るように制御する。
[0398] このこ とにより、 オ リ ジナルパターンの繰り返しが 実行される。 すなわち、 マイ ク ロプログラムシーケ ンサ ·2 0 2はその条件が満たされるまで汎用ポート 出力線 2 0 2— 1を介してセパレー ト I /O RAM
[0399] 20 2 1 5へのア ドレス信号を逐次に生成する。 通常は このァ ドレスはィ ンク リ メ ン ト されるがオリ ジナル パターンの最終になったという条件が満たされると- そのォリ ジナルパターンが格納されている先頭ァ ド レスに戻るようにする。 結果として特定なパターン
[0400] 25 が橾り返しセパレー ト I / 0 R A Μ 2 1 5から制御 1 パターンが出力される。
[0401] 第 1 9 B図は、 マスタ コ ン ト ロールブロ ッ ク 1 8 1 を制御するメ モ リ 2 0 1及び 2 0 3 内の情報の相 互閬係である。 同図において、 制御パターンメ モ リ
[0402] 5 1 が第 1 のセパ レー ト I /O R AM 2 1 5 に相当し、 制御バタ一ンメ モ リ 2が第 2 のセパ レー ト I /〇 R A M 2 1 6に相当する。 マイ ク ロコー ドメ モ リ 2 0 3内には、 シーケ ンサ 2 0 2 の制御コー ドが記億さ れ、 主に、 Jump命令と Repeat命令が格納されている。
[0403] 10 ァ ド レスの増加方向にみて、 特定なァ ド レスに Repe at命令があり、 こ の反復命令に従う制御パターンメ モ リ 内のパターン 1 の繰り返し数は制御パターンメ モ リ 2 の対応するァ ド レスに格納され、 例えば 「 1 0 」 である とすれば、 1 0 回の反復を実行する こ と
[0404] 15 になる。 このよ う に して、 ア ド レスが増加し、 マイ ク ロコ 一 ドメ モ リ の Jump命令に来たときに、 マイ ク 口コー ドメ モ リ 2 0 3内の第 2 の Jumpで 500 Hに飛 び、 Pattern 2 を出力する。 Pattern 2を 5 回繰り 返すと、 マイ ク ロコー ドメ モ リ 2 0 3内の第 3 の Ju
[0405] 20 で、 再び 「100 H」 に飛び、 Pattern 1 を出力す る ことになる。 このよう にして、 オ リ ジナルパター ンが繰り返されて、 制御パターンメ モ リ 1 から読み 出される。
[0406] こ の制御パター ンメ モ リ 2 0 1 を参照するァ ド レ 25 スの読み出しク ロ ッ クに同期して W C L Kが作られ 1 ており、 重みメ モリ 1 8 5 , 1 8 6から W C L Kに 同期して情報が読み出される。 重みメ モ リ 1 8 5 , 1 8 6へのァ ド レスはァ ド レス作成部 2 0 4 のァ ド レス 1及びァ ドレス 2から出力されるァ ドレス信号
[0407] 5 によってアクセスされる。 ア ドレス 1 とア ドレス 2 はそれぞれ、 中間層と出力層に対応して分離してい る。 中間層にある AN Pに与えるべき重みデータは ア ドレス 1 によって指定される重みメ モ リ 1 8 5か ら読み出され、 岀カ層への AN Pへの重みデータは
[0408] 10 ア ドレス 2 によって指定される重みメ モ リ 1 8 6か ら読み出された内容である。 各ア ドレスは重みメ モ リ 1 8 5 , 1 8 6 の内容が重みデータの各ビッ トを ア ドレスが増す方向に 1 ビッ トずつ格納されている ので、 ア ドレスカウ ンタ 2 1 7 , 2 1 8へのカウ ン
[0409] 15 ト制御信号がマイ ク ロプログラムシーケ ンサ 2 0 2 から与えられる必要がある。 そのア ドレスカウ ンタ 2 1 7 , 2 1 8によってこのア ドレスがバス ドライ バ 2'1 9, 2 2 0を介して次から次へと重みメ モリ 1 8 5 , 1 8 6へのア ドレス信号として、 イ ンク リ
[0410] 20 メ ン ト して与えられる。 そして複数の重みデータが その重みメ モリ 1 8 5 , 1 8 6から読み出される。 第 1 のセパレー ト I /O R AM 2 1 5から W C L Kとマイ ク ロプログラムシーケンス 2 0 2からの力 ゥ ンタ制御信号がァ ドレス作成部 2 0 内のァ ン ド
[0411] 25 面路 2 2 1、 2 2 2 に加えられている。 カウ ンタ制 1 御信号がハイ のとき、 W C L Kによ ってア ド レス力 ゥンタは更新され、 W C L Kの 1〜16ビッ トまでは ア ド レスカ ウ ンタ 2 1 7 , 2 1 8 を イ ンク リ メ ン ト する。 そして、 残りの W C L K 17〜26ビッ トに対し 5 ては、 カ ウ ンタ制御信号をロウ とすることにより W
[0412] C L Kをィ ン ヒ ビ ッ ト と してァ ド レスカ ウ ンタ 2 1 7 , 2 1 8 のイ ンク リ メ ン トを停止する。 そして、 S Y N C 1、 S Y N C 2 に同期して、 それぞれカウ ンタ リ セ ッ ト信号をマイ ク ロ プロ グラ ム シーケ ンス
[0413] 10 2 0 2からア ン ド面路 2 2 1 , 2 2 2 に送出して、 ア ド レスカ ウ ンタ 2 1 7、 2 1 8 をリ セ ッ トする。 こ の こ とによ り 、 重みメ モ リ 1 8 5 , 1 8 6 のア ド レスを先頭ア ド レスに戻す。 なお、 マスタ コ ン ト 口 ールブロ ッ ク 1 8 1 から出力されるモー ド信号は、
[0414] 15 重みメ モ リ の通常使用、 すなわち重みメ モ リを M P
[0415] Uデータバスから切り離し重みデータを A N Pに与 えるモー ドと、 重みメ モ リを M P Uデータバスに接 続し'、 M P Uから重みメ モ リ を参照するモー ドを形 成するためのものである。
[0416] 20 モー ド信号は、 M P Uからのデータの下位ビッ ト が、 下位ァ ド レスの 1 ビッ ト とタイ ミ ング回路 2 1 4からの書込み信号から W Rをァン ド回路 2 2 3 に て生じるア ン ド信号を ト リガとしてフ リ ップフ口 ッ プ 2 2 4 にセ ッ トされることにより形成される。 こ
[0417] 25 のモー ド信号が 0 のとき重みメ モ リ は通常使用とな 1 る。
[0418] 書込み信号 W Rと内部ァ ドレスバスの 1 ビッ トが アン ド回路 2 2 3を介してフリ ップフロ ップ 2 2 4 のク ロ ッ ク端子に入力され、 内部データバスの L S
[0419] 5 Bがフリ ップフロ ップ 2 2 4 のデータ端子に入力さ れる。 上位ァ ドレスを比較回路 2 0 8 でマスタコ ン ト ロールブロ ック 1 8 1 が選択されているかを判定 し、 選択されている場合、 下位ァ ドレスとデータを D F F 2 0 9 , 2 1 1 に取り込む。 このような、 ィ
[0420] 10 ンタフヱイ ス動作は M P Uに接続される他のデバィ スに対しても同様に行われるが重みメ モリ は通常 A N Pに対し重みデータを供給しているので、 M P U のデータバスに直接接続するとバス競合が生じる。 これを防ぐために、 内部データバスの L S Bがフリ
[0421] 15 ップフコ ップ 2 2 4に取り込まれた時はモードを 1 として、 重みメ モ リ を後述するようにチップセ レク ト しないようにして、 重みメ モリからデータバス上 にデータが生じないようにする。 内部ァ ドレスバス が所定タイ ミ ングにおいて、 内部ア ドレスバスによ
[0422] 20 つて、 マイ ク ロコー ドメ モ リ 2 0 3 と制御パターン メ モリ 2 0 1 のいずれかのア ドレスを指定し、 その アクセスされたァ ドレスに内部データバスから所望 のデータ-を書き込む。 これにより、 マイ クロプログ ラムシーケンサ 2 0 2 やマイ ク ロコー ドメ モ リ 2 0
[0423] 25 3、 セパレー ト I / 0 R A M 2 1 6 に記億されたプ 1 ログラ ムを変更するか、 セパ レー ト I Z0 R AM 2 1 5に記憶された制御パター ンを変更する。
[0424] 第 2 O A図はこの重みデータメ モ リ 2 3 0 のデー タ格納構成図である。 同図において列方向の 8 ビッ 5 トは同じア ド レスに入った 8 ビッ トデータの情報で あり、 各ビッ トは下から A N P 1 , A N P 2 · · - A N P 8 に与えられる。 行方向はア ド レスが異なり、 図に示すように左に行く ほどァ ドレスが増加する方 向となっている。 重みデータはサイ ンビッ トを舍め
[0425] 10 て 1 6 ビ ッ トであるからこれをア ド レスの小さい方 向から大きい方に向かって格納する。 M S Bは、 サ ィ ンビ ッ トで、 それ以外の 1 5 ビッ トは数値ビッ ト である。 マイ ク ロ プロ グラ ム シーケ ンサ 2 0 2から ア ド レスが W C L Kに同期してィ ンク リ メ ン トされ
[0426] 15 ると、 重みデータの 1 ワー ド分、 すなわち 1 6 ビッ トが M S Bから順に L S Bまで読み出されることに なる。 8個の複数の A N Pに同時にこれらの重みデ ータが渡される。 このようにア ド レスの増加する方 向にデータが格納される構造になっているため、 こ
[0427] 20 の重みデータに対するア ド レスのカウ ンタが必要と なる。 すなわち、 M S Bから L S Bの重みデ一タデ —タの 1 ワー ド分がカウ ン ト されたら、 1個分の重 みデータになるようにカ ウ ン 卜 される制御が必要と なる。 こ の制御はやはり マイ ク 口 プロ グラ ム シ一ケ
[0428] 25 ンサ 2 0 2で行っている。 1 第 2 0 B図は重みメ モ リ ブロ ック 1 8 5 , 1 8 6 具体的回路である。 メ モリ 2 3 0 は Μ Β 8 4 6 4 Α — 7 0 という R AMである。 出力は AN P 1 〜 AN P 8に対応する 8 ビッ トである。 基本的に M P Uの
[0429] 5 バスから見たバス信号線とマスタコ ン ト ロールブロ ック 1 8 1 から見えるァ ドレス 1 と 2のどちらかを 使う。 ア ドレス 1 と 2 は前述した第 1 9 A図のァ ド レス 1 と 2である。 このア ドレス 1 と 2 は W C L K に同期してィ ンク リ メ ン トされる形で入力される。
[0430] 10 8 ビッ トのデータは同時に読み出され、 各ビッ トは
[0431] AN P 1〜AN P 8 に対して同時に与えられる。
[0432] モード信号が 0 のときアン ドゲー ト 2 3 3を介し て、 重みメ モリ 2 3 0 はチップセレク トされ、 この とき、 マイ ク ロプログラムシーケンサ 2 0 2からの
[0433] 15 ア ドレス 1 , 2がマルチプレクサ 2 3 4で有効とな る。 そして、 重みメ モ リ 2 3 0から重みデータが A N P 1〜 8 に送られる。 一方、 反転酒路 2 3 1 の出 力は、 ノヽィであるから トライ ステー トバス トラ ンシ —バ 2 3 2 はディ スィ ネーブル伏態となつて重みメ
[0434] 20 モ リ 2 3 0 の出力は M P Uへと出力されない。
[0435] M P Uに岀力する場合には、 モード信号を 1 にし て、 M P Uからの適当なア ドレス情報によって、 ァ ドレスデコーダ 2 3 5を介してメ モリ 2 3 0をチッ プセ レク ト し、 メ モ リ 2 3 0 に M P Uからア ドレス
[0436] 25 を与える。 モー ド信号が 1 のとき、 M P Uバスへの 1 読み出しまたはバスからメ モリ 2 3 0への書き込み の制御すなわちリー ドライ トの方向は、 M P Uから ア ン ドゲ一 ト 2 3 6 を介して来るデータ線の読み出 し信号 Read S i gna l によ って決められる。
[0437] 5 次に学習のアルゴリ ズムについて説明する。
[0438] 第 2 0 C図は本発明に利用されるバックプロパゲ一 ショ ンという学習アルゴリ ズムのフ ローチヤ一 卜で ある。 学習は次のように進められる。 本発明のニュ 一ラルネ ッ トワークすなわち、 A N Pの集合によつ
[0439] 10 て構成される階層型ネ ッ ト ワーク の入力に学習すベ き完全情報が M P Uから図示しない入力制御回路を 介して入力される。 そして、 その入力信号は入力側 面路、 中間層及び出力層を介してネ ッ ト ワーク出力 に A " Dコ ンバータを介した後 M P Uに与えられる。
[0440] 15 M P U側の主記憶内に学習アルゴリ ズムが存在する。
[0441] M P U内は、 教師信号を主記憶から取り入れ、 ネ ッ ト ワークの出力と教師信号との誤差を調べる。 もし、 その'誤差が大きければ、 M P Uは、 ネ ッ トワーク力く 正しい出力を出す方向に、 ネ ッ ト ワークの接続の強
[0442] 20 さである重みデータを変えることになる。 この重み データは重みメ モ リ 2 3 0を介して各層の A N Pに 力 Πえられる。
[0443] 重みデータが学習アルゴリ ズムによって更新され る場合、 第 2 0 C図のバックプロパゲ一ショ ン学習 25 アルゴリ ズムに従う こ とになる。 学習アルゴリ ズム がスター トすると、 M P Uは出力層の L番目のニュ 一ロ ン Α Ν Ρ ι_ の現在の出力 Y と教師信号 と- との誤差を求めてそれを Z l に代入する。 出力 Y L はニューロ ン A N P L の出力であるから、 例えばシ
[0444] 5 グモイ ド閬数を非線开さ素子として使うならば、 この 非線形関数の出力値として出されたものである。 従 つて、 ニューロ ン A N P L において、 誤差 Z L を非 線形関数の入力側に誤差伝播する必要がある。 誤差 伝播を行う場合、 エネルギー関数、 すなわち誤差信
[0445] 10 号の 2乗に 1ノ 2を掛けたエネルギー、 すなわち
[0446] E L = 1 / 2 ( YL - YL ) 2
[0447] の非線形関数入力 Χι_ に対する偏分、 すなわち
[0448] 8 E L
[0449] δ =
[0450] ax L
[0451] 15 は次のように変形できる。
[0452] L a E L a γ
[0453] δ = -
[0454] となる。 ここで、 非線形関数 ί ( χ がシグモイ ド
[0455] 20 関数であるとするならば、
[0456] 1
[0457] f ( X L ) = で表される
[0458] 1 + e -χι- このシグモイ ド関数の微分 f ' ( XL ) を変形す ると、
[0459] 25 f ' ( X L ) = Y L ( 1 - Y L ) となる。 これはフローチャー トの S 2 に示される VL である。 従って、 すなわちエネルギーの非線形閩 数入力 Χι_ に対する偏分は Vi_ X Z L となり、 すな わち S 2 に示される UL となる。 このエネルギーの 非線形関数入力に対する誤差分 をさ らに中間層へ 逆伝播させる必要がある。
[0460] 中間層の第 K番目のニューロ ンを Ak とする。 Ak の出力は Yk とする。 出力層のニューロ ン A N P L の非線形関数入力 X Lはすべての中間層にあるニュ
[0461] 10 一ロ ンの出力 { Y i · · YkMAx} までのそれぞれに 重み WLKを掛けた積和で表現される。 従って、 Xj_ の重み WLKに対する偏分は
[0462] Θ xL k a
[0463] = · ∑ WL k Yk = Yk a wL k a wL k k
[0464] 15 となる。 一方、 エネルギー E L に対する重み WLKの 変分は次式で与えられる。
[0465] 8EL E L a X L
[0466] = UL Y ax aw
[0467] S E
[0468] となる。 すなわち S 3 の TLK
[0469] 20 a wL k
[0470] を表現しているもので、 エネルギーの重みに対する 偏分である。 従って、 この TLKを重みの変化分厶 W とすればよいが、 収束を早めるために S 4 に示され る第 1式の第 2項を加えて、 次のような漸化式にし
[0471] 25 て重みを修正する。 1 厶 WL k = orTL k + ^ * AWL ¾
[0472] WL k = WL k +厶 WL k
[0473] ここで、 n, orは定数である。 今、 出力層の特定な ニューロ ン AN PL に注目している力く、 この AN PL
[0474] 5 は中間層のニューロ ンにすべて接続されているもの とするならば、 各 AN PL に対して Kを 1から Kmax まで操り返す必要がある。 これがフローチャー トの R 1に示す操り返しで、 中間層のニューロン数 Kmax だけ繰り返すことになる。 この操り返しが終わると
[0475] 10 出力層の特定なニューロ ン AN PL に対する逆伝播 が終了することになる。 従ってこれをすベての出力 層のニューロ ン {AN P t , A N P 2 , · · A
[0476] Ν Ρ L ma x } に対して行う必要があるため、 フロー チャー トの R 2に示すように、 Lを 1力、ら Lmax ま 15 で繰り返すことになる。 すなわち、 最終出力層の二 ユーロ ンの数 Lmax だけ繰り返すことになる。 , 次に今度は中間層から入力層に向かって学習する ことになる。 アルゴリ ズムはほぼ同様であるが、 誤 差信号は教師信号と出力電圧との差で表現できず、 20 S 5の式になる。 すなわち、 Zk が中間層の K番目 のニューロ ン、 Ak の出力誤差信号に対応する項と なる。 これは次式によって明らかである。
[0477] aE L ax E
[0478] 一∑ ∑ ∑ wLk Yk
[0479] X L Y ax ay
[0480] 25 一 ∑ WLK = ∑ WLK · U
[0481] L 3XL L
[0482] となる 従って、 S 5 の Z k のイ ンデッ ク ス し 対して 1 から L まで、 すなわち出力の数だけ '木
[0483] 5 り返す ( R 3 ) こ とによ つて中間層の誤差信号分 Z k が計算される。 その後は中間層と出力層との間のァ ルゴリ ズムと同じである。 すなわち、 まず、 シグモ ィ ド関数の微分値 V K を出し、 それを用いて U K 、 すなわちエネルギーの非線形関数入力に対する変化
[0484] 10 分を S 6で求める。 S 7でその U K を用いて入力層 の出力、 Yj との積 Tk j を求める。 これを重み変 化分の主要部として、 S 8 に示すように収束を早め るための第 2項を加えて、 Δ W k j を求め、 前の値 W k α· にその厶 W k i を加えて新たな W k j とする。
[0485] 15 これが重みの更新である。 この重みの更新を入力数
[0486] J max だけ繰り返す ( R 4 ) 。 すなわち j = 1 から j max まで繰り返すこ とによって入力層と中間層の 間の'重みが更新されるこ とになる。 なお、 S 5 の Z k は中間層の出力の誤差信号に対応するものであって、
[0487] 20 これは出力層のエネルギーの関数入力値に対する変 分 uL を後ろ向きに逆伝播した形で表現され、 wLK 一 は中間層と出力層との重みが定まって初めて定まる ものである。 すなわち重みの更新に対する計算は出 力層のニューロ ン Α Ν Ρ ι_ から始めて中間層のニュ 25 —ロ ン A N P K に移り、 中間層のニューロ ン Α Ν Ρ Κ 1 ではその重み変化分 A Wはその前段の Δ が決まら ないと計算できないものとなっている。 従って最後 の入力層まで遡って始めて計箕が可能となるところ からこの学習はバックプロパゲーショ ンと呼ばれて
[0488] 5 いる。
[0489] バックプロパゲーショ ンによる学習は学習用のデ ータを完全情報として入力し、 結果を出力する前向 き動作とその結果のエラーを小さ くするようにすベ ての結合の強さを後ろ向きに変えることになる。 そ
[0490] 10 の為、 この前向き動作も必要となる。 この前向き動 作において本発明のアナログニューラルネ ッ ト部が 有効に利用される。 また、 出力値を逆伝播するアル ゴリ ズムは M P Uで実行される。 なお、 シグモイ ド 蘭数でない非線形である場合には、 その非線形の微
[0491] 15 分値が異なる。 例えば tanh ( x ) であるならば学習 アルゴリ ズムは第 2 0 D図のように、 非線形の微分 結果は、 出力層では V L = 1 — i Y L 1 となり ( S 2 ' ·) 、 中間層では V k = 1 - I Y k ( ( S 6 ' ) となる。
[0492] 20 その他は、 第 2 0 C図と同じ参照符号をつけて說 明を省略する。
[0493] 第 2 1図は入力側のディ ジ一回骆 1 7 3 , 1 7 4 の構成図である。 図中 2 4 0 , 2 4 1 , 2 4 2 は D タイ プのフリ ップフロ ップである。 D C L K信号の
[0494] 25 立ち上がりで D端子に入力されるデータをセ ッ ト し 1 出力 Qを 1 の状態にする。 第 1 のフリ ップフロ ップ 2 4 0 は、 D C L Kの立ち下がりで、 C S I 信号を セ ッ トする。 そして、 次の立ち上がりで第 2番目の フ リ ップフロ ップ 2 4 1 にその出力信号をセ ッ トす
[0495] 5 る。
[0496] その出力は第 3番目のフ リ ップフ口 ップ 2 4 2 の D端子に入力されている。 その入力をセ ッ トするク ロ ック信号は 4 ビ ッ ト カ ウ ンタ 2 4 3 の出力である < カウ ンタ 2 4 3 は W C L Kの立ち下がりで ト リガさ
[0497] 10 れる。 ク リ アされるのは D C L Kの立ち下がりであ る。 従って、 D C L Kの立ち下がりにカウ ンタ 2 4 3 はオール 0 となり、 W C L Kの立ち下がりが 8回 入力された後、 上位ビ ッ ト の Q D信号がハイ となる ので、 これが ト リ ガとなってフ リ ップフロ ップ 2 4
[0498] 15 2 は C S 〇にハイ信号を出力する。 フリ ップフロ ッ プ 2 4 1 の出力が 0 になれば C S 0はク リ アされる c このような動作により、 C S I が立ち下がって、 W Cじ Kの 8パルス分に相当する所定な時間通過した のち C S Qが出力されるというディ ジー勳作が行わ
[0499] 20 れる。
[0500] 第 2 2図はダミーノ ー ドのニューロ ンを形成する マ ッ ク スバリ ューノー ド回路 1 8 7 の具体的回路図 である。'同図において抵抗 2 5 0、 ッヱナ一ダイ ォ ー ド 2 5 1、 2 5 2、 抵抗 2 5 3、 電圧フ ォ ロア 2
[0501] 25 5 4、 2 5 5 は一定電圧を形成する回路である。 抵 1 抗 2 5 0、 2 5 3 とツエナーダイオー ド 2 5 1、 2 5 2を介して + 1 2ボルトから一 1 2 ボル トに電流 が流れると電圧フォロア 2 5 4、 2 5 5 の入力には、 それぞれ + 7 ボル ト と一 7 ボルトが形成される。 こ
[0502] 5 れらの電圧は電圧フォ 口ァ 2 5 4 , 2 5 5 の出力抵 抗 2 5 6を介して出力される。 この 2つの一定電圧 を時分割で引き出すようにアナログス ィ ツチ 2 5 7 〜 2 6 4を用いて制御する。 Tモードの信号が 0 の 時、 その一定電圧はアナログスィ ツチ 2 5 7 を介し
[0503] 10 て次の電圧フォ ロア 2 6 5 に与えられる。 Tモー ド が 1すなわち、 テス ト モードの時にばアナログスィ ツチ 2 5 8 によってその出力はアナロググラン ドに 抑えられるため、 0 ボル トが電圧フォ ロア 2 6 5 に 入力される。 テス トモードでは、 バス上のオフセ ッ
[0504] 15 トが M P Uに通知されることになる。 電圧フォ αァ
[0505] 2 6 5 は、 出力部のスィ ツチ制御によってイ ネーブ ルされる。 出カイ ネーブルが 1 のとき、 アナログス ィ ツチ 2 6 0がォンで電圧フォ ロアとして働き、 そ の出力が与えられるが、 この時、 ダミーノード出力
[0506] 20 には出力されない。 逆に出カイ ネーブルが 0 の時に ダミーノー ド出力に出力される。 アナログスィ ッチ 2 6 0 とその出力のスィ ツチ制御は出カイ ネーブル 1 または 2によって制御され、 0 イ ネ一ブルである, すなわち出カイ ネーブル 1 または 2が 0 の時にダミ
[0507] 25 一ノ ー ド出力に一定電圧が出力される。 なお、 ダミ 1 一ノ ー ド出力は上側が入力層のダミーノー ド用であ り、 2番目が中間層のダミーノー ド用の出力である このダミーノ ー ドの出力電圧は適当な値に固定され るため、 ス レ ツ シュホ一ル ド電圧と して使用可能と
[0508] 5 なる。 なお、 ツエナーダイオー ド 2 5 1 , 2 5 2 は 逆バイ アス状態で一定の電圧を出すものであり、 固 定電圧は、 + 7 ボル トから一 7 ボル トまでの範囲で 可変できるようにしている。 出カイ ネーブル 1 , 2 はアナログバスにつながつている他の A N Pからの
[0509] 10 出力電圧とそのアナログバス上で衝突を避けるため にマスタコ ン ト ロールブロ ッ ク 1 8 1 からのダミー ノ一ド制御信号 D C Sでィ ネーブル状態が決められ ている。
[0510] 第 2 3図は非線型関数発生回路であり、 第 4図, 15 第 2 5図、 第 2 6図は A N P内部のディ ジタルロ ジ ッ ク側のハ ー ドウエアである。
[0511] 第 2 3図はシグモイ ド関数を実現する ト ラ ンジス タ回路網である。 こ こでいぅ シグモイ ド関数とは連 続で単調非減少な関数を指し、 かつ線型閩数を特に 20 除外するものではない。 同図において 3 4 3 , 3 5
[0512] 6 , 3 7 8 , 3 9 0 , 2 9 8 , 3 1 4 の ト ラ ンジス タとそれに対になった ト ラ ンジスタで差動増幅器を 形成し、 'コ レクタ側に接続された ト ラ ンジスタ群が それぞれカ レ ン ト ミ ラー回路である。 差動 A N Pの 25 左側の ト ラ ンジスタのコ レクタを流れるコ レク タ電 1 流が出力電流である。 カ レン ト ミ ラーで電流の方向 を変えて出力している。 電流は出力 V 0 に接続され ている抵抗 3 3 6 にはいる。 抵抗 3 3 6 によって電 圧が電流に変えられる。 ドライ ブ能力がないため、
[0513] 5 出力にはハイ イ ンピーダンスのオペア ンフ'バッ ファ で受ける。 ト ラ ンジスタ 3 3 7 , 3 3 9 より入力側 の面路はバイ アス面路である。 シグモイ ド関数を実 現するために区分線形法を使っている。 シグモイ ド 関数の各区分の傾きはエ ミ ッタに接続されたエミ ッ
[0514] 10 タ抵抗 3 4 と出力抵抗 3 3 6 の比によって決めら れる。 この時ト ラ ンジスタ 3 4 3等のエ ミ ッタ抵抗 も舍まれる。 各差動 A N Pのゲイ ンは異なる。 各区 分線形の移り変わりに対するブレイ ク ポイ ン トは飽 和特性を利用している。 その飽和特性はすべて異な
[0515] 15 る。 V 0 の出力点において、 各オペア ンプから出力 される電流の総和の値がシグモイ ド関数になるよう に各 A N Pの飽和特性を変えている。 ト ラ ンジスタ
[0516] 3 4 5 と抵抗 R 1 は電流源である。 ト ラ ンジスタ 3
[0517] 4 6 と抵抗 R 2、 ト ラ ンジスタ 3 5 3 と抵抗 R 3等 20 はすべて同じ電流を供給する電流源である。 すなわ ち、 電流値は同じになるように抵抗が決められてい る。 すべて同一電流源である。 ト ラ ンジスタ 3 4 5 3 4 6 のコ レクタは接続されているので、 和の電流 が抵抗 3 4 4、 3 4 7 の交点に流れる。 ト ラ ンジス 25 タ 3 4 3 , 3 4 8 のコ レクタ電流は、 ノ、 'ラ ンスした 1 時点では同じになる。 ト ラ ンジスタ 3 5 1 はカ レン ト ミ ラーの特性をよ く するためのものである。 ト ラ ンジスタ 3 5 0 はダイ オー ド接続である。 電流の向 きを変える という こ とは出力に対して、 電流を引つ
[0518] 5 張り こむ場合と電流を外に出す場合がある。 同図に 示すよ う に、 カ レ ン ト ミ ラ ーの ト ラ ンジスタ 3 5 1 のコ レクタからは出力に向かって電流が流れる。 下 側の ト ラ ンジスタ配列は沢山あるが、 ェ ミ ッ タ とコ レクタが同じ点に接続されている ト ラ ンジスタは同
[0519] 10 じ ト ラ ンジスタである。 例えば ト ラ ンジスタ 3 5 8 - と 3 6 0 は同じ ト ラ ンジスタ でこれは ト ラ ンジスタ 3 4 5 と同じものである。 また 3 5 9 と 3 6 1 も同 じ ト ラ ンジスタで これは 3 4 6 に対応する。 3 6 8 , 3 6 9 の ト ラ ンジスタ は同じであり、 これは 3 5 3
[0520] 15 に対応する。 以下、 同様である。 したがって、 同じ 電流で駆動される定電流電源を有するオペア ンプが 出力電圧の正負に従って電流の向きが異なるような 動作を行う ものが全部で 6個ある回路である。 また、 ト ラ ンジスタ 3 3 7 , 3 3 8 はレベルシフ ト であ り 、
[0521] 20 3 3 0 と 3 2 7 も レベルシフ ト である。 レベルシフ ト面路はシグモィ ド関数の正と負で動作範囲がほぼ 同じになるよ う にするためのものである。 ト ラ ンジ スタ 3 5' 2 は ト ラ ンジスタ 3 5 1 のコ レク タ電流と ト ラ ン ジスタ 3 5 3 のコ レ ク タ電流が等し く なる た
[0522] 25 めの補正用のものである。 ト ラ ンジスタ 3 6 7 , 3 1 8 5 , 2 8 7 , 3 0 7 も同様である。
[0523] 第 2 4図は、 ニューロチップ内に供給するパルス 信号の形成するためのシーケンスジェネレータ 2 8 (第 5図) の具体回路である。 4 0 1 と 4 0 2及び
[0524] 5 4 0 4 と 4 0 5 はイ ンバータで、 各イ ンバータはク ロ ック用のィ ンバ一タである。 フリ ップフロ ップ F . Fのラ ッチ信号の立ち上がり用と立ち下がり用とに 分けてク ロ ックを作っている。 同図のフリ ップフロ ップは立ち上がり ク ロ ックでラ ッチするもので、 ィ
[0525] 10 ンバータと F . Fで立ち上がり ラ ッチの F . Fを形 成する。 例えば D C L Kでは、 ィ-ンバータ 4 0 1を 1個通ったものが立ち下がり ラ ツチ用のクロ ック信 号となる。 そしてィ ンバータ 4 0 2を通ったものが 立ち上がり ラ ッチ用のク ロ ック D C L Kとなる。 同
[0526] 15 様にィ ンバータ 4 0 4 の出力が立ち下がり用の W C
[0527] L Kでイ ンバータ 4 0 5 の出力が立ち上がり用ク ロ ック W C L Kである。 F . F 4 1 0 において、 S Y N C信号を D C L Kの立ち下がりがラ ッチしている F . F 4 1 0 と 4 1 5で S Y N C信号を D C L Kの
[0528] 20 1 サイ クル分遅らせ、 S N C 2信号を作って、 S Y
[0529] N Cとその 1 ク ロ ッ ク遅れた信号とで 1 て のパルス を作っている。 S Y N Cが立ち上がった後の 1 て ( D C L' Kの 1周期) のパルスで A N P内の積分用 コ ンデンサの放電を行う。 すなわち C R S Tという
[0530] 25 信号がそのコ ンデンサのリ セ ッ ト信号である。 もう 1 1 つの D S H 2 は S Y N Cの立ち下がりから D C L Kの 1 て分の長さをとつたパルスであって、 これが A N P内のサンプル/ホール ドのコ ンデンザに対す るサ ンプルノホール ド信号となる。 4 1 1 の F . F
[0531] 5 ではク ロ ッ クが W C L Kで、 データが D C L Kであ るから、 W C L Kで D C L K信号をラ ッチしている , その後ナン ドゲー ト 4 1 4 で S Y N C信号がハイ に なっていて、 かつ D C L Kがハイ という状態で最初 にきた W C L Kを ト リ ガして F . F 4 4 3 のク ロ ッ
[0532] 10 クにしている。 ナ ン ドゲー ト 4 1 4 とイ ンバータ 4
[0533] 4 0でア ン ドとなる。 F . F 4 4 3 において、 S Y N C信号がハイ になっている状態で最初にきた W C L Kという信号がディ ジタル重みデータすなわち W Dの符号ビッ トを取り込むでいる。 ごの信号はシリ
[0534] 15 アルに入って く る重みディ ジタルデータの M S B、 すなわち符号ビッ トである。 すなわち F . F 4 1 1 とア ン ドゲー ト ( 4 1 4 , 4 4 0 ) のタ イ ミ ングで 符号ビッ トを F , F 4 4 3がラ ッチする。 4 ビッ ト の 2進カウ ンタ 4 1 6 は W C L Kのパルス数をかぞ
[0535] 20 える。 1 6 ビッ トのディ ジタル重みデータが入って く るので 1 6面数える。 数え終わったところで、 出 力がハイ となり、 イ ンバータ 4 2 3 に入る。 この信 号は 1 6·個カ ウ ン ト し終わったことを指示する信号 である。 この信号はシ リ アルに A N Pに入ってきた
[0536] 25 重みデータをシフ ト レジスタ 2 7 (第 5図) に入れ 1 る制御等に使われる。 またカウ ンタ 4 1 6 の最下位 ビッ トはィ ンバータ 4 2 2 に入力される。 このィ ン バータ 4 2 2 の出力は C S 0信号を生成する。 C S 0はデイ ジ一チュー ンの制御信号であって、 アナ口
[0537] 5 グパス B 1 において、 前段の 2つの AN Pから出さ れる信号の競合を防ぐため、 前の時刻の C Sが落ち た後、 次の C Sを出すようにデイ ジ一勣作を実行す るためのディ レイ画路を形成する必要がある。 この ディ レイ の遅延時間は W C L Kをカウン ト し、 その
[0538] 10 カウ ンタ値で形成している。 カウ ンタ 4 1 6 のカウ ン トが終わり、 フリ ップフロ ップ 4 3 3 にその終わ つたという指示の信号がィ ンバータ 4 2 3を介して ラ ッチされるが、 これは W C L Kでたたいている。 すなわち 1 7個目の W C L Kでたたいている。 イ ン
[0539] 15 バータ 4 3 7 と 4 3 8 を通して、 ラ ッチされた信号 がカウンタ 4 1 6 に戻り、 カウ ンタ 4 1 6 のイ ンク リ メ ン ト動作をこれ以上させないようにデイスイ ネ 一ブルの制御を行っている。 イ ンバータ 4 3 8の出 力がロウになると、 カウンタ 4 1 6 はカウ ン トが停
[0540] 20 止する。 F . F 4 3 3 の の出力はフリ ップフロ ッ プ 4 4 2 に入っている。 これがシフ ト レジスタ 4 0 8の出力のゲー ト—信号になる。 すなわち、 1 6個の ディ ジタ'ル重みデータが入って く るのをシフ ト レジ スタ 4 0 8で順々にシフ ト し、 符号ビッ トを除いた
[0541] 95 数値ビ ッ ト の 1 5 ビッ ト のデータをノ、。ラ レルに並べ たところでこれらを出力する。 シフ ト している間は 出力は出ないようにし、 全部入ったところで出力す るためのゲー ト信号が W Rである。 シフ ト レジスタ
[0542] 4 0 8 の内容は A N Pの掛算器に与えられる。 F .
[0543] 5 F 4 3 3から出力される信号は、 分岐されてシフ ト レジスタのィ ネーブル信号に使われる。 F . F 4 4 2 は F . F 4 3 3 の出力を立ち上がりでラ ッチする ものである。 W C L Kの 1 6個の立ち下がり ラ ッチ でシフ トが完了し、 その後ゲー トを開く のに立ち上
[0544] 10 がり ラ ッチでもよいが、 立ち下がりで行っている。
[0545] F . F 4 1 2 はシグモイ ド関数の選択用のパルス信 号を作るものである。 F . F 4 1 2を使ってリ セ ッ ト信号がはいった時点で、 W D、 すなわち重みディ ジタル入力信号が 0か 1 によってシグモイ ドを使う
[0546] 15 か使わないかを選択する。 この方法は本システムで 使用されない場合もある。 実際はシグモイ ド選択信 号は、 外部から直接形成する。 下の面路はデイ ジ一 チェーン回路である。 カウ ンタ 4 1 6 の出力を F . F 4 3 4でディ レイ を作り、 そのディ レイ で最後の
[0547] 20 F . F 4 4 5を ト リ ガを掛けている。 このこ とによ り、 D C L Kの 1 て分ズラ した上に、 そのままズラ すのではな く、 頭をおとすようにしている。 すなわ ち C S レ信号それ自身は D C L Kの 1 周期分はない こともあり、 その C S I を C S Oにするためには C
[0548] 25 5 I に対して、 最初の、 例えば、 2 マイ ク ロ分を削 1 つて波形の前を遅らせ、 後ろはそのまま信号を作つ ている。 ゲー ト 4 2 5 と 4 2 7は C S I のバッファ ゲー トである。 正のノ ツ フ ァ とィ ンバータノ ッファ である。
[0549] 5 第 2 5図はサンプル/ホール ド S /H信号と、 0
[0550] C信号を形成する位相制御回路 2 9 (第 5図) であ る。 S /H信号はイ ンバータ 5 1 5 に入るものと、 ゲー ト 5 2 4に入るものと別れている。 O C信号も 同様である。 S ZH信号がゲー ト 5 2 4 とイ ンバ一
[0551] 10 タ 5 1 5 に別れ、 ンバータ 5 1 5経由でゲー ト 5
[0552] 2 5 に入るとその後はィ 'ンバータが 8段ある。 H信号に対してそのままの位相と逆位相の 2通りの 信号を作っている。 これはイ ンバータを数段分カス ケ一 ドに結合し、 たすきがけすることにより 2つの
[0553] 15 出力が同時に 1 になることを避けている。 すなわち- サンプル Zホール ド S Z H信号の 2つ、 S / H 0 と S /H 1 を形成し、 それが雨方とも 1 にならないよ うにするようにしている。 すなわち、 イ ンバータチ ニーンは S ZH信号の両方が苘時オ ンを避けるため
[0554] 20 のディ レイ回路である。 ディ レイ の遅延時間はイ ン バータチェーンの長さによって决まり、 片方がオン になってから数段分遅らせ、 もう片方をオ ンにして いる。 S'/H D 0 と S ZH D 1 に関しても同様であ る。 0 C信号に関する面路も基本的には同じである 25 が、 それは C R S T信号がゲー ト 5 2 8 と 5 2 9 に 1 入っているので、 C R S Tが 1 の場合には強制的に 両方出力を 1 にする。 O C 0 と O C 1 の両方共、 同 時に 1 になる こ とを避けているが、 〇 Cの場合は C R S Τが 1 の場合だけ同時に 1 になるよ う にしてい
[0555] 5 る。 このこ とにより、 アナログスィ ッチの制御を介 して積分器のコ ンデンサの電荷を放電する という リ セ ッ ト機能を実現している。
[0556] 第 2 6図は 1 5 ビッ トのシフ ト レジスタ 2 7 (第 5図) である。 ゲー ト 6 0 2 と 6 0 3及び 6 0 1 4 、
[0557] 10 そして F . F 6 2 7 で 1 ビッ トに相当 し、 これを使 つて説明する。 ゲー ト 6 0 3 には、 前の時刻の出力 が入力されているもので、 これは F . F 6 2 8 の出 力である。 前のビッ トからの入力という こ とで、 シ フ ト用のデータ信号となる ゲー ト 6 0 3 に入って
[0558] 15 いる他の信号は S H F T、 すなわちシフ ト信号のィ ンバータである。 これはシフ ト制御信号で、 これ力 有効のとき, シフ トの指示を行う こ とになる。 また ゲー ト 6 0 2 には F . F 6 2 7 そのものの出力が入 つている。 これは自分自身の出力をフ ィ ー ドバッ ク
[0559] 20 している こ とになる。 ゲー ト 6 0 2 の他の入力には
[0560] S H F T信号のィ ンバー 卜が同じよ う に入っている が、 この位相はゲー ト 6 0 3 に入っている ものと異 なる。 ごれにより シフ トが無効の時に、 今の出力を そのまま保持する こ とになる。 ク ロ ッ ク信号はシフ
[0561] 25 卜 と無関係に常時入って く るので、 ク ロ ッ クが入つ 1 てもシフ トが有効でなければシフ ト は行わない。 シ フ ト信号 S H F Tが有効の時だけ前のビッ トをシフ ト し、 ゲー ト 6 0 3を通って入力することでシフ ト 動作となる。 W R信号はゲ一 ト 6 3 2、 6 3 3等の 5 ア ン ドに入っている。 これは各ビッ ト の出力を出す か出さないかの選択信号となり、 乗箕器の方にシフ ト レジスタに格納されたデータをわたすかどうかの 制御信号となる。 また、 ファ ンアウ トをとるために, 例えばィ ンバータ 6 2 0 によって 1 5偭のう ち 5個 10 の F . Fの リ セ ッ ト信号そして、 ゲー ト 6 2 6 で 1
[0562] 0個の F . Fのリセッ ト信号を受け持つようにして いる。 フ ァ ンァゥ トのシフ ト レジスタ 6 0 8 はシフ トイ ネーブル S H F Tと出力のイネ一ブル W Rの機 能がついている。
[0563] 15 次に、 本発明に係るニューロコ ンピュータを帰還 型ネッ トワークで構成した場合について説明する。
[0564] 第 2 7 A図は帰還型ネ ッ トワークの概念図である, 帰還型ネ ッ トワークの場合にも、 基本的には入力 が存在するが、 自分が出力した信号も帰って く ると 20 いう帰還路をもった構造となる。 この帰還方式ば、 階層型ニューラルネッ トワークにおける 1層を時分 割多重使用するタイ プとして利用される場合と、 ま たいわゆ 'るホ ップフィ 一ルド型のニューラルネ ッ ト ワーク として利用される場合がある。
[0565] 25 前者の場合、 A N Pの入出力信号は、 時分割であ 1 るので、 各 A N P の出力点ではある一定のシーケ ン スサイ クル毎にその同じ A N Pの出力データが逐次 に出力されて、 1 つシーケ ンスサイ クルごとに階層 型ニューラルネ ッ ト ワークの入力層、 中間層、 出力
[0566] 5 層として順次動作する。 後者の場合、 A N Pの出力 が特定の値になるまで、 つま り安定するまで、 出力 電圧が帰還される。 帰還している結果を出した時に、 その結果が前のデータ、 つまり 自分が前に出したデ ータ と一致するまで、 状態が繰り返され、 安定解に
[0567] 10 達すれば収束となる。
[0568] 本発明の実施例によれば、 第 2 7 B図に示される ように、 帰還路を共通アナログバス C Bで実現する ことになり コの字型の帰還部が存在する。 そして 1 個自分が計算して出したものが出力され帰還路を通
[0569] 15 じて各 A N Pからの出力がフ ィ ー ドバッ ク されるこ とになる。 この帰還動作を繰り返してい く 。
[0570] 第 2 8図においては帰還型ネ ッ トワークの第 1 の 実施例構成図である。 同図において、 1 2 1 は処理 層を構成する複数個の基本ユニッ ト 1 である。 これ
[0571] 20 らの基本ユニッ ト 1 2 1 は、 同様に、 乗算部 1 2 2、 累算部 1 2 3、 閾値部 1 2 4 を有し、 場合によって 出力保持部 1 2 5 を備える。 そして、 同様に、 この 基本ュニ ッ ト 1 2 1 の入出力もアナログ信号をもつ て実現されるよう構成される。 各基本ュニッ ト 1 2
[0572] 25 1 の出力部とすべての基本ュニッ ト 1 2 1 の入力部 1 との間でアナログバス 1 4 1 , 1 4 2 , 1 4 3を介 して電気的な接続がなされ、 且つこの各接続に対応 して設定されることになる重みにより、 等価的に階 層ネ ッ' トワークが構成され、 あるいはホップフ ィ 一
[0573] 5 ル ド型ネッ ト ワークが搆成される。
[0574] 1 2 はアナログバスであり、 帰還ライ ンを構成 する出力部と入力部との間の電気的な接続のために 設けられる共通線である。 主制御面路 1 5 0 は、 駆 動ュニッ ト選択手段 1 5 1、 重み設定手段 1 5 2、
[0575] 10 閾値処理起動手段 1 5 3及び岀カ値送信手段 1 5 4 から構成され、 データ転送を制御する。
[0576] 駆動ュニッ ト選択手段 1 5 1 は、 基本ュニッ ト 1 2 1 を時系列的に順次選択するよう処理する。 そし て、 出力値送信手段 1 5 4 は、 この選択処理と同期
[0577] 15 させて、 選択された基本ュニッ ト 1 2 1 の出力の保 持部が保持するアナログ信号の最終出力を、 アナ口 グバス 1 4 2を介して、 時分割の送信形式に従って すべての基本ュニッ ト 1 2 1 の乗算処理部 1 2 2に 対して帰還するよう処理する。 この入力を受け取る
[0578] 20 と、 各基本ュニツ ト 1 2 1 の乗箕部 1 2 2 は、 重み 設定手段 1 5 2 により設定されるところの各接続に 対応する重みを順次選択して、 入力と重みとの乗箕 処理を行い、 加箕部 1 2 3 は、 乗算部 1 2 2 により 求められる乗箕結果を順次累算していく。 処理層の
[0579] 25 基本ユニ ッ ト 1 2 1 に蘭してのすべての累箕処理が 1 終了したことを確認すると、 閾値処理起動手段 1 5 3 は、 基本ュニッ ト 1 2 1 の閾値処理部 1 2 4を起 動して閾値の一定電圧を加えシグモイ ド関数の計算 を行うよう に制御する。
[0580] 5 そして、 この処理を予め定められた回数だけサイ ク リ ッ ク に繰り返してい く こ とになる。 このデータ 転送方式により、 例えば、 入力パターンに対応する ところの出力パターンが、 層の時分割多重化による 階層ネ ッ ト ワークの出力として得られる。
[0581] 10 すなわち、 この実施例は、 単一層で構成される本 発明のネ ッ トワーク構成データ処理装置を開示して いる。 この実施例では、 多層構造のネ 'ン ト ワーク構 成データ処理装置を単一層構造のものにするために、 共通線のァナ口グバ'ス 1 4 2 を設けるよう構成し、 15 このアナ ログバス 1 4 2 力 、 単一層をなす基本ュニ
[0582] 'ン ト 1 2 1 の出力を入力に帰還してい く ことで、 各 基本ュニッ ト 1 2 1 の出力がすべての基本ュニッ ト
[0583] 1 2 1 の入力部に接続されることになるようにと構 成するのである。
[0584] 20 次に、 第 2 9 A図に示すタイ ミ ングチャー トに従 つて、 このように構成される第 2 8図の実施例の動 作処理について説明する。
[0585] 出力パターンへの変換要求があると、 主制御回路
[0586] 1 5 0 は、 入力側回路 1 2 0 に対して C S I の制御 25 信号を時系列的に送出するこ とで、 複数の入力側回 1 路 1 2 0 を順次、 時系列的に選択してい く よう処理 する。 第 2 9 A図に、 この選択処理を図示する。 こ のよう にして選択される入力側面路 1 2 0 は、 アナ ログバス 1 4 3上に、 入力パターンとして与えられ
[0587] 5 たアナログ信号 Y i を時系列的に送出するよう処理 する。 従って、 第 2 9 A図に示すように、 アナログ バス 1 4 3上に、 アナログ信号 Y i が、 入力側回路 1 2 0 の個数分順序よく送出されるこ とになる。 第 2 9 B図のタイ ミ ングチャー トに示すよ う に、
[0588] 10 各基本ュニッ ト 1 2 1 の乗箕部 1 2 2 は、 この送出 されてく るアナログ信号 Y i を受け取ると、 主制御 回路 1 5 0からセ ッ トされることになる重み保持部 8 の重み W i を使って乗算処理を実行することにな る。 繞いて、 各基本ュニ ッ ト 1 2 1 の累箕部 1 2 3
[0589] 15 は、 入力側回路 1 2 0 の選択毎に求められてい く こ とになる乗箕結果を順次累算し、 すべての入力側回 路 1 2 0 の選択が終了することですベての累算処理 を終了すると、 各基本ュニッ ト 1 2 1 の闞値部 1 2 4が基本ュニッ ト 1 2 1 の最終的な演算出力である
[0590] 20 最終出力値 Yを求める処理を行う こ とになる。
[0591] このよう にして求められる最終出力値 Yは、 内部 で保持される。 そして、 続いて、 各基本ュニッ ト 1 2 1 の出力スイ ッチ部 3 6が主制御回路 1 5 0 より C S I としての出力制御信号を受けると順次、 時系
[0592] 25 列的に 0 N してい く こ とで、 アナ口グバス 1 4 2 を 介して、 この保持されている最終出力値のアナログ 信号が、 基本ュニッ ト 1 2 1 の乗算部 1 2 2 に帰還 される ことになる。 この処理により、 等価的に、 入 力層の基本ュニッ ト 1 2 1 の最終出力値が、 中間層 の基本ュニッ ト 1 2 1 に対して時分割の送信形式に 従って送信されることになる。 以下、 同様の処理を 基本ュニッ ト 1 2 1 に繰り返してい く こ とで、 出力 層に相当する最終出力値 Yが求められることになる < 第 2 9 A図に、 入力側面路 1 2 0 への Y i 出力制御 信号と対応させて、 基本ュニ ッ ト 1 2 1 への出力制 御信号のタイ ミ ングチャー トを示すとともに、 アナ ログバス 1 4 2上の最終出力値 Yのアナログ信号の タイ ミ ングチヤ一トを示すことにする。
[0593] この第 2 8図の実施例は、 階層ネ 'ン ト ワークに対 して連続的に入力パターンを入力できないという欠 点はある ものの、 階層ネ ッ ト ワークが単純にできる ので、 チップ化する際に極めて微小にできるという 長所がでて く る こ とになる。
[0594] 第 3 0図は本発明のニューロコ ンピュータを階層 型ネ ッ ト ワーク と して動作する帰還型ネ ッ ト ワーク によって実現した実施例である。 アナログ入力ポー ト 1 , 2からの時分割ァナ口グ入力信号に対して A N P 1 , 2 , 3 において積和演算を行い、 A P 1 , 2 , 3 を中間層として動作させ A N P 1 , 2 , 3 か らアナログバス B 2 に時分割出力し、 この出力信号 1 を帰還路であるアナログコ モ ンバス C Bを介してァ ナログバス B 1 に帰還し再びこの帰還信号に対して A N P 1 , 2 , 3で積和演算を行う ことにより、 A N P 1 ; 2 , 3を出力層として動作させるこ とによ
[0595] 5 り、 一層の A N P 1 , 2 , 3 により階層型ネッ トヮ 一クを実現したものである。 マ ッ クスバリ ューノ ー ド面路 1 8 7 はマスタ コ ン ト ロールブロ ッ クの D C S出力を受けてアナログバス B 2にダミー信号を生 ずる。 そしてマスタ コ ン ト ロールブロ ッ クから D C
[0596] 10 L K及び W C L Kがそれぞれディ ジー回路 1 7 1 に 入力され、 C S I信号の立ち上がり及び立ち下がり のタイ ミ ングを規定する。
[0597] 第 3 1 A図は第 3 0図に示した帰還型階層ネッ ト ワーク のタイ ミ ングチャー トである。
[0598] 15 D C L Kが立ち上がつている間だけ、 W C L Kは 発生し、 D C L Kが立ち上がつてからアナログ信号 が定常化し、 かつ重みデータがシリ アルに入ってき た後で、 ノ、'ラ レルに揃う前のタイ ミ ングでマスタコ ン ト ロールブロ ッ ク 1 8 1 力、らの C S 0 1 がデイ ジ
[0599] 20 一面路 1 了 1 に入力され①に示すように立ち上がる, この時アナログ入力ポー ト 1 よりサンプル/ホール ド S / Hに保持されているアナログ信号はアナログ ス ィ ツ チ 1 Ί 5 を介してアナログバス B 1 に現れ、 A N P 1 , 2 , 3で積和演箕が行われる。 次の D C
[0600] 25 L Kの入力で、 デイ ジ一面路 1 7 2への C S I が② に示すように立ち上がると、 アナログ入力ポー トか らの入力信号を保持しているサンプル Zホール ド回 路 Sノ Hの信号がアナログスィ ツチを介してアナ口 グバス B 1上に現れ、 AN P 1 , 2 , 3で 2回目の 積和演算が行われる。 さ らに次のタイ ミ ングで D C L Kが入力した後、 ③に示すようにマスタコ ン ト 口 —ルブロ ッ クよりダミー信号 D C Sが発生し、 AN P I , 2 , 3においては、 固定電圧に対する 3回目 の和が実行される。 次の S Y N C信号が立ち上がつ ている間に、 AN P 1 , 2 , 3の出力層の積和演算 が行われる。 重みメ モ リ へのァ ド レス 1 の信号のァ ドレスカウ ン ト禁止信号が立ち上がつている間だけ、 ァ ドレスカウ ンタをカ ウ ン トする W C L Kがイ ネ一 ブルされ、 ^れ以外の時には、 そのカウ ン トは抑止 される。 次に、 C S 0 2がマスタコ ン ト ロールブロ ックより A N P 1に与えられると、 AN P 1 は、 前 回の積和の結果をアナログバス B 2に出力し、 アナ ログ共通バス C Bを通してアナログバス B 1 に帰還 し、 ④で示すように再び A N P 1 , 2 , 3において 積和演算を行う。 C S 0 2が AN P 1 の内部のディ ジーチヱ一ン面路において、 所定遅延を加えられた 後、 AN P 2に⑤に示すように入力信号 C S I を加 え、 この時、 A N Pの出力信号がアナログバス B 2 に共通バス C B及びアナログバス A 1、 B 1を介し て再び A N P 1.に加えられ、 こ こで積和演算が行わ 1 れる。 同様に AN P 2からの C S 0.は所定時間遅ら せた後、 A N P 3 の C S I信号となり、 この C S I 信号が⑥に示すように立ち上がった時に A N P 3の 出力信号がアナログバス B 2 , 共通バス C B、 アナ
[0601] 5 ログバス B 1 を介して再び A N P 1 , 2 , 3に帰還 されてこ こで積和演箕が行われる。 同様に⑦に示す ようにダミーノ 一 ドからの信号 D C Sの立ち上がり の際に再び、 固定電 Eに対して A N P 1 > 2 , 3 に より和の演箕が行われる。 そして、 次の C S 02の
[0602] 10 信号の立上りで A N P 1 , 2から S /Hを介して出 力が⑧, ⑨に示すように生じる。 なお、 アナログ入 カボー ト 2からは出力されない。
[0603] ここで①, ②, ③は AN P 1 , 2 , 3が中間層と して動作し、 ④, ⑤, ⑥は A N P 1 , 2 , 3が出力
[0604] 15 層として動作する。 従ってこの実施例によれば、 A
[0605] N P 1 , 2 > 3 の 1層のみの構成で階層型ネッ トヮ ークを構成できる。
[0606] 第 3 2図は本発明にかかるアナログニューロコ ン ピュータをホ ップフ ィール ド型の帰還型ネ ッ トヮ一
[0607] 20 クで構成した実施例であり、 第 3 3図はそのタィ ミ ングチャー トである。 マスタコ ン ト ロー レブロ ッ ク . 1 8 1 の、 メ モ リ · ア ドレス端子及びモー ド端子の 岀力が重みメ モ リ ブロ ッ ク 1 8 5に加えられ、 この 重みメ モリ ブロ ック 1 8 5 のデータ出力である B 1
[0608] 25 0 は A N P 1 、 B レ1 は A N P 2、 B 1 2 は A N P 3 に接続される。 マスタコ ン ト ロ ールブロ ック 1 8 1 の C S 0 1 の端子からの出力信号は、 デイ ジ一回 路 1 Ί 1 、 ス ィ ツ チ 1 Ί 5 に加えられ、 こ の信号の 立ち上がりで、 アナログ入力ポー ト 1 からのサ ンプ ル /ホール ド回路 1 7 3 の出力をアナログバス B 1 に乗せる。 そしてディ ジー回路 1 7 1 で所定時間遅 延された後、 C S Oの出力が生じ、 これがディ ジー 回路 1 7 2 に C S I と して加えられてアナログ入力 ポー ト 2 に接続されたサ ンプルノホール ド回路 1 7 4 の信号をスィ ツチ 1 7 6 を介してアナログバス B 1 に乗せる。 同様にディ ジー回路 1 7 2 ' の出力信 号 C S Oがアナ口グ入力ポ一ト 3 に接続れたサ ンプ ル /ホール ド回路 1 7 4 ' の出力ス ィ ツ チ 1 7 6 ' を開いてその信号をアナログバス B 1 に乗せる。 A N P 1 では第 3 3図に示すよう に、 D C L K信号の 1 周期で 1 つの積和の演算を行い、 D C L K信号が ノ、ィ の時に重みク ロ ッ クを駆動し、 その重みク ロ ッ クに同期して入るディ ジタル重みデータ と、 アナ口 グ入力信号との掛け算を行い、 D C L Kの後半の口 ゥ信号の時に、 サ ンプルノホ一ル ド信号 S Hがハイ となり、 積分器のキャパシタにおいて、 和の動作を 行う。 すなわち C S 0 1 すなわちディ ジー回路 1 の C S I がハィ になつている期間①で、 バス B 1上の アナログ信号に対して A N P 1 , 2 , 3 は積和演算 を行う。 また、 マスタコ ン ト ロ ールブロ ッ ク 1 8 1 からの 0 C信号がハイ となると、 A N P 1 , 2 , 3 はオフセ ッ トキヤ ンセルを行い、 サンプル Ζホール ドして 1つの積和演算周期を終える。 次に第 2のデ イ ジ一回路 1 7 2の入力信号 C S Iがハイ②になる ので、 次のアナログ入力ポー トからの入力信号に対 し AN Ρ 1 , 2 , 3 は積和演算を行う。 そして、 そ の積和演算周期が終了した後に、 ディ ジー回路 1 7 2 ' に C S I信号が入り、 サンプル Zホールド面路 1 7 4 ' から出力信号が生じて、 ③で示すように第 3番目の積和演箕サイ クルに入る。
[0609] - 次にマスタコ ン ト ロ ールブロ ック 1 8 1から C S 02信号④が生じて、 A N P 1から前面の積和サイ クルの時に形成されていた信号がアナログバス C B を介して帰還され、 その帰還された信号に対して、 AN P 1 , A N P 2 , A N P 3で積和演算を同時に 行う。 次に所定時間遅延した後、 AN P 1の C S 0 出力信号が⑤で A N P 2に加えられ、 ここでデイ ジ 一チヱーン的に前回の積和サイ クルの時に蓄えられ た信号を AN P 2が出力する。 この信号はアナログ バス C Bを介して帰還されて AN P 1 , AN P 2 , A P N 3で積和演算を⑤で駆動する。 そして同様に 所定時間遅延した後、 AN P 2の C S 0が⑥で AN P 3に加わえられ、 こ こで AN P 3からの出力をァ ナログバス C Bを介して帰還して、 A N P 1 , A P 2 , A P N 3において⑥で積和演算を行う。 帰還 型ネ ッ トワークにおいては、 第 3 3 A図及び第 3 3 B図に示すように、 3つの A N Pにおいて、 6つの 積和演算サイ クルを経て出力が、 それぞれサンプル /ホール ド回路 1 7 7、 1 7 8、 1 7 8 ' を介して アナログ出力ポー ト 0、 1、 2 へと出力される。 ま た、 サ ンプルノホール ド回路 1 Ί 7 , 1 7 8、 1 7 8 ' の出力信号がアナログマルチプレク サ 1 7 9で 選択出力されたものを A/Dコ ンバータ 1 8 0 を介 して M P U 1 8 2、 メ モ リ 1 8 2、 通信イ ンタ一フ ヱイ ス 1 8 4を舍むデジイ タル制御回路に与えられ る。 M P U 1 8 2で現時刻のニューロ ン出力状態と 前時刻のニューロ ン出力状態が同じになつたかどう かをチユ ッ クする。 同じになれば収束したものと判 定する。 このよ う に、 1 本の共通アナ ログバス C B を介して実行される。 帰還動作を繰り返してい く こ とによって安定解に到達すればこれを最終的な出力 とする。
[0610] また、 第 3 4図に示す実施例は、 第 1 2図に開示 した実施例の階層ネ ッ トワークの一部に、 第 2 8図 に開示した帰還ネ ッ ト ワークを用いる実施例である。 第 3 5図は、 帰還型ネ ッ トワーク と階層型ネ ッ ト ワークを組み合わせたものの最適実施例である。 入 力層としてデイ ジ一面路が設けられ、 中間層には A N P 1 , 2 , 3が設けられる。 出力層には A N P 4 , 5が設けられる。 そして中間層の A N P 1 , 2 , 3 1 の出力はアナログバス B 2 と共通アナログバス C D を介してアナログバス B 1 に帰還される。 また、 ァ ナ口グパス B 1、 B 2 にはダミーノー ドとして働く マ ック スバリ ューノ ー ド画路 1 8 7が接続されてい
[0611] 5 る。 そして、 出力層を構成する A N P 4 , 5 の出力 はサンプル /ホール ド回路 1 7 7 , 1 7 8 をそれぞ れ介してアナログ出力ポー ト 0及び 1 に出力される。 B 3 は出力層アナログバスである。
[0612] 第 3 6図を用いて第 3 5図に示したニューラルネ
[0613] 10 ッ トワーク の動作を説明する。
[0614] まず、 D C L K及び W C L Kがマスタ コ ン ト ロー ルブロ ックからデイ ジ一回路 1 7 1及び A N P 1 , 2 , 3 , 4 , 5にそれぞれ入力される。 マスタコ ン トロールブロ ック 1 8 1から①に示すように C S 0
[0615] 15 1が C S I として第 1 のディ ジー回路 1 Ί 1 に入力 されるとアナログ入力ポー ト 0からの信号がサンプ ルノホールド画路 1 7 3及びスイ ッチ 1 7 5を介し てアナログバス B 1 に生じ、 A N P 1 , 2 , 3 にお いて積和演算が S H 1及び C S 1 の制御で行われる <
[0616] 20 次に、 C S 0 1が立下がった後、 所定時間経過後 に第 2 のデイ ジ一面路 1 7 2に入力される C S I 信 号が②に示すように立ち上がると、 アナログ入力ポ — ト 1 からの信号かサンプルノホ一ルド回路 1 7 4 及びスィ ツチ 1 7 6を介してアナログバス B 2によ
[0617] 25 り中間層の A N P 1 , 2 , 3において、 S H 1 に示 すように積和演算が行われる。 同様に c s oが信号 が立ち下がった後、 所定時間経過後に③に示すよう に第 3 のデイ ジ一回路への C S I 信号が立ち上がる と、 中間層 A N P 1 , 2 , 3 で積和演算が行われる , そして、 中間層 A N P 1 , 2 , 3 の出力は C S 0 2 が④で示すように立ち上がって A N P 1 に加えられ ると、 アナ αグバス B 2 に出力されその出力は共通 アナログバス C Βを介してアナログバス Β 1 に帰還 されるので、 中間層の A Ν Ρ 1 , A N P 2 , A N P 3 においては再び積和演算が行われ S H 1 と 0 C 1 の制御で積和演算が行われると共に、 A N P 1 の出 力はアナログバス B 2上に生じているので、 A N P 4 , A N P 5 においても、 S H 2 と 0 C 2 の制御で 積和演箕が行われる。 すなわち、 この実施例におい ては、 中間層 A N P 1、 A N P 2 A N P 3 と出力 層 A N P 4 , A N P 5 において同時に積和演算が行 われる。
[0618] 次に、 C S 0 2が立ち下がった後所定時間経過後 に中間層の A N P 2 に⑤に示すように C S I 信号を 入力されると A N P 2 の出力信号は A N P 2、 共通 バス C Bを介してアナログバス B 1 に帰還されるの で、 A N P 1 , 2 , 3 においては再び積和演算が行 われる と共に A N P 4 , 5 においても同時タイ ミ ン グで積和演算が行われる。
[0619] さ らに、 ⑥で示すように C S I 信号が A N P 3 に 1 入力されると AN P 3 は出力信号をア ドレスバス B 1 に生じるので AN P 1 , 2 , 3及び出力層の AN P 4 , 5で同時に積和演箕が実行される。
[0620] その次に、 マッ クスバリ ュ一ノード面路 1 8 7へ
[0621] 5 ダミー信号 D S C I が⑦で与えられると、 アナログ バス Bに⑦に一定電圧が出力され、 この電圧.は共通 バス C B及びアナログバス B 1 を介して帰還され、 これに対して、 A N P 1 , 2 , 3で積和演算か行わ れる。 それと共に出力層 AN P 4 , 5でも積和演算
[0622] 10 が 亍われる。
[0623] S Y N C 1 は、 中間層で積和演箕される期間と中 藺層及び出力層で積和演算される期間にわたつてハ ィであり、 S Y N C 2 は中間層と出力層で積和演算 がされる間がハイである。 そして、 C S 0 3が出力
[0624] 15 されると AN Ρ 4 は⑧のところで出力を生じ、 その
[0625] C S 0 3信号が立ち下がつた後、 所定時間後に AN P 5 もまた出力を⑨のところで生ずる。
[0626] なお、 ア ドレス 1及びイ ネーブル信号がロウであ る簡は W C L Kが抑止される。
[0627] 20 第 3 7図に示す実施例は、 この第 1 2 IIの実施例 の階層ネ ッ トワークを更に簡単な構造とするための 実施例である。 この実施例では、 基本ュニッ ト 1 2 1 の個数を 1つで構成している。 1 つの基本ュニ ッ ト 1 2 1では、 第 1 2図の複数ある基本ュニッ ト 1
[0628] 25 2 1 に係るデータを分離して保持できないので、 こ 1 の実施例を利用する場合には、 外部にこのためのメ モ リ手段を設けるよう構成するか、 あるいは、 内部 に複数の累算部 1 2 3 と複数の出力保持部 1 2 5 と を用意するとともに、 これらを選択するための機構 5 を設けるよう構成することになる。
[0629] 非線型のデータ処理を実行する本発明のニュー α コ ンピュータには、 様々な利用分野がある。 例えば、 第 3 8図は、 多関節口ボッ トの適用制御装置に用い た応用例である。 この適用制御装置では、 関節角度
[0630] 10 や角速度によって所要 トルクが動的に変化する多関 節ロボッ ト * アームに対して、 目標関節角度が指令 値として与えられた場合に、 所要 トルクを算出して フ ィード . フォ ヮ一ド制御を実現する こ とになる。 * すなわち、 与えられた角度指令値は、 角速度指令値
[0631] 15 及び角加速度指令値とともに時分割で 1 段目の伝送 路に供給され、 上述したデータ転送処理より、 最終 段の出力層から制御指令 トルク として出力されるこ とになる。 また、 第 3 9図は、 排他論理和に用いた 応用例である。 すなわち、 1段目の伝送路に時分割
[0632] 20 で入力 X , Υが与えられ、 それを並列に処理するこ とで演算結果が出力されるこ とになる。 このよう な 様々な利用分野があることから、 ニューロコ ンビュ ータをハー ドウェアと して実現できる本発明は、 極 めて大きな価値を有する ものと考えるのである。
[0633] 25 階層型ネ ッ ト ワークにおける想起処理についてみ 1 ると、 予め 「物の名前」 とその物の 「形、 色、 昧」 といつた特徴量の対応関係をネ ッ トワークに学習さ せたとき、 ネッ トワークは、 「丸い、 赤い、 甘酸つ ぱい」 という情報から、 それは 「りんご」 であると
[0634] 5 力、、 「丸い、 黄色い、 酸っぱい」 から 「 レモン」 と いうように、 自身が学習によって蓄えた情報をもと に 「物の名前」 を想起することができる。
[0635] 帰還型ネ ッ トワークにおける連想処理についてみ ると、 予めネ ッ トワークに 「 A , B , C j の 3文字 0 の文字フォ ン トを学習させておけば、 そのネ ッ トヮ ークに汚された文字フォ ン トを入力しても画像情報 の復元及び捕間処理が行われ、 正しい文字が連想す ることができる。
[0636] 以上からわかるように、 階層型 'ネ フ トワークでは、 15 複数の条件から、 ネッ トワーク内に重みの形で記憶 さている名前を選択するのに対し、 ホ ップフィール ド型ネッ トワークでは部分的な情報から全体を連想 できる。
[0637] さ らに、 3層ネ ッ トワークの機能についてみると、 0 ネッ トワークへの入出力の情報が 2値 (論理値) で ある場合、 どのような論理画路も A N D、 O R , N 0 Tなる論理素子を最低 2段接続するれば実現でき、 ニューロ ン素子を用いてこれらの論理素子が実現で きることは、 マッカロー &ピッツの形式ニューロ ン ゥ ς モデル力、らレ、える。 1 ネ ッ ト ワークへの入出力の情報が連続値である場 合、 ニューロ ンへの重みを変える こ とで、 結果的に 非線形関数 (ジクモイ ド関数) の縦 · 横を拡大 · 縮 小し、 かつス レシュホール ド値を与える こ とによつ 5 て平行移動を行って、 所望の関数を近似するのに必 要となるさまざまな基本関数を表現する こ とができ る。 従って 1 , 2層間の重みを適当に設定して、 さ まざまな基本関数を用意し、 2 , 3 層間の重みを利 用 して基本関数を重ね合わせる こ とによ っていろい
[0638] 10 ろな関数を作り だすこ とが、 3 層以上のネ ッ ト ヮー クで可能となる。
[0639] 本発明によれば、 n個のニュー□チ ッ プからなる 前段層と m個の複数のニューロチ ッ プからなる後段 の層を考える とき、 従来は配線数が n m個になるの
[0640] 15 に、 本発明の実施例によれば、 アナ ログバス 1 本に する こ とができるので配線数を大幅に減少させる こ とができ、 また、 n個のニューロチ ッ プからなる層 に入力アナログ信号を入力する際に、 放送方式と同 様にアナログバスを介して同時に入力でき るので、
[0641] 20 1 層内の n個のニューロチ ッ プが並列演算ができ る c さ らに、 各層についてもパイ プラ イ ン処理が行われ るので、 演算速度を高速にでき る。
[0642] また、 ニューロチ ップをアナログ回路で構成して いるので、 回路の規模が小さ く てすみ、 このため電 25 力も小さ く てすむので、 多数のニューロチ ッ プによ りニューロ コ ン ピュータを構成するこができる。 さ らに、 ニュー πチップの数を増やすことはマスタコ ン ト ロールブロ ッ ク内の制御パターンメ モ リ に格納 されて制御パター ンをかえることにより容易に行え る。
[0643] 10
[0644] 15
[0645] 20
[0646] 25
权利要求:
Claims
請 求 の 範 囲
1 ) 前段層からの複数の入力と、 これらの入力に 対して乗算されるべき重みとを受け取って積和を得 るとともに、 こ の得られた積和値を非線形関数によ つて変換して最終出力を得る基本ュニ ッ ト ( 1 1 ) を基本単 1 とし、
入力層と最前段の中間層との間、 中間層相互間及 び最終段の中間層と出力層との間で内部結合を構成 する とともに、 こ の内部結合に対応して上記重みが
10 設定されるこ とで、 階層ネ ッ トワークを構成するネ ッ ト ワーク構成データ処理装置であって、
上記基本ュニッ ト ( 1 1 ) の入出力を'アナログ信 号をもって実現するとともに、 こ のアナログ信号の 転送を実現するために、 入力層と最前段の中間層と
15 の間、 中間層相互間及び最後段の中間層と出力層と の間の電気的な接続をそれぞれアナログバス ( B 1 , B 2 ) をもって構成し、
そして、 前段層の上記基本ュニッ ト ( 1 1 ) を時 系列的に順次選択するよう構成する とともに、 この
20 ようにして選択される上記基本ュニッ ト ( 1 1 ) 力く、 上記アナログバス ( B 1 , B 2 ) を介して、 後段層 の上記基本ュニッ ト ( 1 1 ) に対して、 自 らの最終 出力値を時分割の送信形式に従って出力するよう処 理してなることを特徴とするネ ッ トワーク構成デ一
25 タ処理装置。 2 ) 複数の入力と、 この入力に対して乗箕される べき重みとを受け取って積和を得るとともに、 この 得られた積和値を非線形関数によって変換して最終 出力を得る基本ュニッ ト ( 1 1 ) を基本単位とし、 複数個の上記基本ュニッ ト ( 1 1 ) をもって処理 層とするとともに、 この処理層の各基本ュニッ ト ( 1 1 ) の最終岀カを処理層のすべての基本ュニッ ト ( 1 1 ) の入力に帰還することで、 等価的に複数 の処理層からなる階層ネッ トワークを構成するネッ
10 トワーク構成データ処理装置であって、
上記基本ュニッ ト ( 1 1 ) の入出力をアナログ信 号をもって実現するとともに、 このアナログ信号の 転送を実現するために、 上記処理層の基本ュニッ ト
( 1 1 ) の帰還ラ イ ンを ナログバス ( C B ) をも
15 つて構成し、
そして、 上記処理層の基本ュニッ ト ( 1 1 ) を時 系列的に順次選択するよう構成するとともに、 この ようにして選択される上記基本ュニ 'ン ト ( 1 1 ) が、 上記アナログバス ( C B ) を介して、 上記処理層の
20 基本ユニッ ト ( 1 1 ) に対して、 自 らの最終出力値 を時分割の送信形式に従って出力するよう処理して なることを特徴とするネッ トワーク構成データ処理
3 ) 請求の範囲 1記載のネ ッ トワーク構成データ
25 処理装置において、 入力層、 一部若し く はすべての中間層または出力 層、 あるいはそれらの組み合わせの態様で、 2記載 のネ ッ ト ワーク構成データ処理装置を用いて構成し てなる こ とを特徵とするネ ッ ト ワーク構成データ処
4 ) 第 1 のアナログバスからアナ ログ信号を時 割で入力しディ ジタ ル重みデータを用いて積和演算 を実行してアナ ログ信号を第 2 のアナログバスに出 力するアナログニューロチ ッ プの集合からなるニュ
10 ーラノレネ ッ ト ( 1 8 ) と、
前記ニューラルネ ッ ト ( 1 8 ) の制御信号のバタ ーンを格納する制御パターンメ モ リ ( 1 2 ) と、 該制御パター ンメ モ リ ( 1 2 ) のア ド レスを発生 する シーケ ンサ ( 1 3 ) と、 重みデータを格納する 15 重みメ モ リ ( 1 4 ) と、
前記ニューラ ルネ ッ ト ( 1 8 ) と制御パター ンメ モ リ ( 1 2 ) とシーケ ンサ ( 1 3 ) と、
重みメ モ リ ( 1 4 ) との全体を制御するディ ジタ ル制御手段 ( 1 5 ) とより なる こ とを特徴する二ュ 20 一口 コ ン ピュータ。
5 ) アナログ信号と、 シ リ アル重みデータ との乗 算を行う乗算部 ( 2 2 ) と、
該乗算部 ( 2 2 ) の出力信号を、 時分割入力され るアナ ログ信号に対応して加箕する加箕部 ( 2 3 )
25 と-、 1 前記加箕部 ( 2 3 ) のコ ンデンサに信号を充電す る時間を可変にする加箕時間制御手段と、
該加箕部 ( 2 3 ) に接続するサンプル/ /ホールド 手段 ( 2 4 ) と、
5 該サンプル /ホールド手段 ( 2 4 ) の出力信号を 入力する非線形面路 ( 2 5 ) と、
該非線形回路 ( 2 5 ) の岀カ信号をアナ口グ時分 割信号として出力する出力部 ( 2 6 ) とを有するこ とを特徵とするアナログニューロチップ。
10 6 ) アナログ入力信号を入力する入力側面路 ( 1
2 0 ) と、
該入力側回路 ( 1 2 0 ) の出力に接続された入力 層アナログバス ( 1 4 0 a ) と、
前記入力層ァナログバス ( 1 4 0 a ) にアナログ 15 ニューロ ンプロセ ッサ ( 1 2 1 — h ) を並列に接続 して構成する第 1 の中間層と、
該第 1 の中間層の出力が接続された中間層用アナ ログバス ( 1 4 0 b ) と、
該中間層用アナログバス ( 1 4 0 b ) にアナログ 20 ニューロ ンプロセ ッサ ( 1 2 1 — i ) が並列に接鐃 された第 2 の中間層と、
該中間層のアナログニューロ ンプロセ ッサ ( 1 2 1 - i ) が接続された次の中間層用アナログバス ( 1 4 0 c ) と、
25 前記入力層用アナログバス上に生じる時分割ァナ nグ信号を入力して順次積和演算を行う ように中間 層のアナログニューロ ンプロセ ッサ ( 1 2 1 - h ) を行わさせるように制御する手段 ( 1 5 0 ) と、 前記中間層用アナ αグバス上に生じる時分割アナ 口グ信号を入力して順次積和演箕を行うよう に次の 中間層のアナログニューロ ンプロセ ッサ ( 1 2 1 — i ) を制御する手段 ( 1 5 0 ) と、
前記次の中間層用アナログバス上に生じる時分割 アナログ信号を出力する手段 ( 1 2 1 — j ) とから なるこ とを特徴とするアナログニューロコ ンピュー タ システム。
7 ) 第 1 のアナログバスからアナログ信号を時分 割で入力しディ ジタル重みデータを用いて積和演算 を実行してアナログ信号を第 2 のアナログバスに出 力することを特徴とするニューロ ンュニ ッ ト。
8 ) 前記積和演算は D Z A変換器の基準電圧端子 にアナログ入力信号を入力し、 ディ ジタル入力端子 にディ ジタル重みデータを入力することを特徴とす る請求の範囲第 7項記載のニューロ ンュニ ッ ト。 9 ) 第 1 のアナログバスからアナログ信号を時分 割で入力しディ ジタル重みデータを用いて積和演算 を実行して該積和演算の結果を非線形関数回路を通 してアナログ信号を第 2 のアナログバスに出力する ことを特徴とするニューロ ンュニッ ト。
10) 前記非線形関数癸生手段は、 電流切換回路の コ レク タにカ レン ト ミ ラー回路を接続し、 ェ ミ ッタ 側にエ ミ ッタ抵抗と定電流面路を接繞してなる増幅 段を複数段設けこの増幅段のコ レク タ出力を出力抵 抗の一端に接続し、 各段において前記ヱ ミ ッタ抵抗
5 と出力抵抗の比によって非線形閬数の各区分線形を 限定する こ とにより非線形関数を形成することを特 徵とする請求の範囲第 9項記載のニューロコ ンビュ ータ。
11 ) アナ口グ信号を受信する第 1 のアナ口グバス
10 と、
該第 1 のアナログバスに接続され第 1 のアナログ バスからの入力信号と重みデータ とに対して積和演 算を行うアナログニューロ ンプロセ サと、
該アナログニュ'一 π ンプロセッサに接繞された第
15 2 のアナログバスと、 前記重みデータを記憶する重 みメ モリ と、 前記第 1 のアナログバスの特定の時間 区域のアナログ信号を前記アナログニューロ ンプロ セ ッサに入力し、 アナログ入力信号と前記重みデー タとの積を演算し、 この積を前の時間区域に得られ
20 る積和に加寘してその結果として得られるアナログ 信号を前記第 2 のアナ口グバス上の特定の時間区域 に出力するように制御する制御手段とを有すること を特徴とするニューロコ ンピュータ。
12 ) 前記制御手段はァナログニ ュー ロ ンプロセ ソ
25 サを制御するマスタコ ン トロールブロ ックからなり、 該マスタ コ ン ト ロールブロ ッ ク は前記アナ ロ グ二 ユーロ ンプロセ ッサの制御信号の制御パター ンを発 生する制御パターンメ モ リ と、
その制御パタ ー ンメ モ リ のァ ド レスの シーケ ンス を制御する シーケ ンサ と、 該シーケ ンサの シーケ ン スを制御する命令を格納するマイ ク 口コ一ドメ モ リ と、
前記シーケ ンサに接続され前記重みメ モ リ のァ ド レスを制御するァ ド レス制御手段と、 外部のディ ジ タル制御手段に接続するイ ンタ フ ユ イ ス手段とを具 備し、
特定な時間区域に 1 個のアナログニューロ ンプ σ セ ッ サにアナログバスの使用権を割り振るこ とを特 徴とする請求の範囲第 11項記載のニュ一口 コ ン ビュ ータ。
13) 前記制御パター ンメ モ リ は、 第 1 と第 2 の制 御パターンメ モ リ からなり、 前記第 1 の制御パター ンメ モ リ は、 A Ν Ρを制御する制御信号に対応する 制御パター ンを格納し、 前記第 2 の制御パター ンメ モ リ には前記第 1 の制御パターンメ モ リ への先頭ァ ド レスを少な く とも有することを特徴とする請求の 範囲第 12項記載の二ユーロコ ン ピュータ。
14 ) 前記制御パターンメ モ リ は、 第 1 と第 2 の制 御パタ ー ンメ モ リ からな り 、 前記第 1 の制御パタ一 ンメ モ リ には、 A N Pを制御する制御信号に対応す る制御パターンを格納し、 前記第 2 の制櫛パターン メ モ リ には前記パターンメ モ リ への先頭ァ ドレスと、 オ リ ジナルパターンの繰り返し数を有することを特 徴とする請求の範囲第 12項記載のニューロコ ンビュ
5 ータ。
15) 前記第 1 の制御パターンメ モ リ のオ リ ジナル パターンは、 A N P のアナログ信号処理を行うため 前記メ モ リ の読み出しタイ ミ ングを与えるデータク ロ ック D C L Kと重みク π .ンク W C L Kと、 各層に
10 おけるアナ口グ信号のサンプル/ホールドを行う S
/ H信号と、 A N P内部のオフセ ッ ト コ ン ト ロール 信号と、 C S I、 C S 0信号と、 各層内の動作時間 を規定する同期信号 S Y N Cと、 リ セ ッ ト信号とダ ミーノ ー ドのィ ネーブル信号のう ち少なく とも 1 つ
15 を格納することを特徴とする請求の範囲第 14項記載 のニューロコ ンビュータ
16) 前記マイ ク ロコー ドメ モリ には、 前記ォ リ ジ ナルパターンを繰り返すリ ピー ト命令と各ォリ ジナ ルパターンの先頭ァ ドレスを指定する命令を有する
20 ことを特徴とする請求の範西第 12項記載のニューロ コ ンピュータ。
17 ) 前記制御パターンメ モ リ 力、らォリ ジナルパタ ーンのビッ ト幅方向のデ一タがァ ドレスの更新によ り同時に読み出されることを特徵とする請求の範囲
25 第 12項記載の二ユーロコ ンピュータ e 1 18 ) 前記マスタ コ ン ト ロールブロ ッ ク は重みメ モ リ のァ ド レスをカ ウ ン トするァ ド レスカウ ンタを有 し、
前記ァ ド レスカ ウ ンタ は重みク ロ ッ ク W C L Kに 5 よ ってカ ウ ン ト され、 前記シーケ ンサからカ ウ ン ト 制御信号によってカ ウ ン ト動作のイ ネ一ブルを行い シーケ ンサからカ ウ ンタ リ セ ッ ト によ り重みメ モ リ の重みデータの格納されている先頭ァ ド レスにもど るよう に制御する こ とを特徵とする請求の範囲第 120 項記載の二ユーロコ ン ピュ一タ。
19 ) 前記マスタ コ ン ト ロールブロ ッ ク は前記制御 ノ、'ター ンメ モ リ の内容及びマイ ク ロ コ ー ドメ モ リ の 内容が、 外部イ ンタ フ イ ス回路を介して M P U側 からのデータ と して与え られる場合、 M P Uからの5 上位ア ド レスをデコー ド してタ イ ミ ング回路で形成 される適当なタ イ ミ ングシーケ ンスデータのラ ッ チ 信号を入力し、 前記ラ ッチ信号によ って、 下位ァ ド レス とデータをラ ッ チ し、 下位ア ド レスで指定され たマイ ク ロコー ドメ モ リ 及び制御パター ンメ モ リ の0 ア ドレスに制御パター ンを格納する こ とを特徴とす る請求の範囲第 12項記載のニューロ コ ン ピュータ。
20 ) 前記重みメ モ リ は、 1 つのメ モ リ デバイ ス力、 ら複数の A N Pへビッ ト幅方向に並列化して同時に 重みデータを供給する こ とを特徴とする第 11項記載 のニ ュ ー ロ コ ン ピュータ。 21) 前記重みメ モリ は、 重みデータ格納手段と M
P Uに接繞された双方向バッファ と、 第 1のモード ではマスコ ン ト ロ一ルブロ ッ クからのァ ドレスを選 択して重みメ モリ の出力を AN Pに送 {言する前記マ スタコ ン ト ロールブロ ッ クから く るア ドレスと MP Uから く るァ ドレスを選択する選択手段と、 第 2の モー ドでは重みメ モ リ を MP Uからのァ ドレスで参 照して M P Uと重みメ モ リ の間でデータの送受信す ることを特徴とする請求の範面第 11項記載のニュー 口コ ンピュータ。
22) 前記第 1及び第 2のアナ口グバス間に少な く とも第 1、 第 2の AN Pが接続され、
第 1の A N Pに C S I信号を加えたときに、 アナ • ログバス'に出力信号を生じ、 所定時間経過後に、 第 2の A N Pに C S I信号を加えて前記アナログバス に出力信号を生じるように制御する制御面路を有す ることを特徴とする請求の範囲第 11項記載のニュー ロコ ンピュータ。
23) 前記第 1、 第 2のアナ口グバス間に少な く と も第 1、 第 2の AN Pが接続され、 第 1 の AN Pの
C S I信号を特定時間遅らせることにより C S O信 号を生じ、 この C S O信号を第 2の AN Pの C S I 信号として第 2の A N Pから出力をアナログバスに 生じるディ ジー回路を有することを特徵とする請求 項 11記載のニューロコ ンピュータ。 24) 前記ディ ジー回路は、 C S I 信号を入力して C S Oを出力する F F と C S I の終了のエ ッ ジから 所定遅延量を W C L Kのパルスのカウ ン ト数に基づ いて C S Oの出力タイ ミ ングを決定するカ ウ ンタ手 段とからなることを特徵とする請求の範囲第 23項記 載のニューロコ ン ピュ一タ。
25) 第 1 のデイ ジ一回路からの C S I 信号を特定 時間遅らせる こ とによ り C S 0信号を生じ、 こ の C S O信号を第 2 のデイ ジ一回路の C S I 信号として 第 2 のデイ ジ一回路の制御により出力をアナログバ スに生じることを特徵とする請求の範囲第 11項記載 のニューロ コ ンピュータ。
26) 前記デイ ジ一回路より入力層を構成すること を特徴とする請求の範囲第 15項記載のニューロコ ン ピュータ。
27) 複数のディ ジーチヱ一ン動作を行う A Pか らなる第 1層の 1 つの A N Pに対して、 主制御面路 より C S I 信号を加え所定時間後に C S 0信号を発 生し、 こ の C S O信号を隣接する A N Pの C S I 信 号とするディ ジーチヱ一ン動作を 1層内の複数の A N Pに対して順次行い、 第 1 の層の A N Pについて ディ ジ一チヱーン動作の終了後、 次の層の A N Pに ついて、 前記ディ ジ一チヱー ン動作を開始すること を特徴とする請求項 11記載のニュー πコ ンピュー夕。 28) 前記アナログバスに所定電圧を発生する手段 を設け、 この手段はそのイ ネ一ブル信号を主制御画 路より特定時間にイ ネ一ブルすることによって特定 時間前記所定電圧を発生するダミーノー ドを構成す るマ ッ クスバリ ユーノ 一 ド回路であることを特徴と する請求の範囲第 11項記載のニューロコ ンピュータ。
29) 前記所定電圧発生手段は、 非線形関数回路の 閾値に対応する電圧であることを特徴とする請求の 範囲第 28項記載の二ユーロ コ ンピュータ。
30 ) 前記所定電圧発生手段はテス ト時に 0電圧と して、 シーケ ンスのテス トを行う ことを特徴とする 請求の範囲第 28項記載のニューロ コ ンピュータ。
31) 前記所定電圧発生手段ば各ァナ口グバスに接 続され、 対象の A N Pにダミー信号を発生するダミ 一ノ ー ドであり、 このダミーノ ー ドを舍めて、 ディ ジーチ ーン動作を行う ことを特徴とする請求の範 囲第 28項記載の二ユーロコ ンピュータ。
32 ) 前記マ ッ ク スバリ ューノ ード画路ば固定電圧 を発生する手段と、
前記固定電圧をマスタ コ ン ト ロールブロ ックから のィ ネーブル信号によってダミーノー ド出力に送信 するメ モ リ制御手段とを有することを特徵とする請 求の範囲第 28項記載のニューロコ ンピュータ。
33 ) アナ αグ入力信号に積和演算を施して信号と してアナ口グ出力信号を生じるアナ Qグ回路部分と、 · 前記アナログ面路部分を制御するデ ィ ジタル面路部 l 分と力、らなるニューロ ンユニッ ト と、
該ディ ジタル面路部はマスタ コ ン ト ロールプロ ッ クからの制御信号を A NP 内スィ ッチング制御信号 に変換する シーケ ンスジェネ レータ と、
前記アナログ回路に含まれるスィ ツチ素子のスィ
'ンチングを制御する制御信号の位相を制御する位相 制御回路と、
重みメ モ リ から与え られる シリ アル重みディ ジー をパラ レルデータに変換する シフ ト レジスタ手段と0 よりなることを特徴とするニューロコ ンピュータ。
34) 前記シーケ ンスジェネ レータはリ セ ッ ト信号 を入力し、 積分器のキャパシタの電荷を放電する C R S T信号と
同期信号 S Y N Cと D C L K , W C L K , W Dを 5 入力し、
サ ンプル/ホール ド回路と、 シフ ト レジスタのパ ラ レルァゥ 卜のイ ネ一ブル信号と、 符号ビッ ト のィ ネーブル信号と、 内部ク ロ ッ ク C L Kと、 重みデー タ と、 シフ ト用ク ロ ッ ク、 非線形関数を通過するか どうかを選択する選択制御信号と、 ディ ジーチエ一 ン用の C S O信号とを少な く とも発生することを特 徴とする請求の範囲第 33項記載のニューロコ ンビュ ータ。
35) 前記位相制御手段は逆相信号と正相信号を遅 延する第 1 , 第 2 の遅延手段と-、 1 4
1 遅延手段の出力を他方の遅延手段の入力にフィ一
ドバックする手段とからなり、 前記 2 つの出力信号 が正相と逆栢であってこれらによって制御されるス ィ ッチが同時にォンとならないように位相制御を行
5 う ことを特徵とする請求の範西第 33項記載のニュー ロコ ンピュ一タ。
36 ) 前記シフ ト レジスタは、 コ ン ト ロール信号に よってイ ネ一ブルされ、 W C L Kから形成されるク ロ ッ クによって重みデータをビッ ト シ リ アルにシリ
10 アルイ ン した後、 W R信号によってイ ネ一ブルして パラ レル出力することを特徴とする請求の範囲第 33 項記載のニューロコ ンピュータ。
37) 入力層と、
' A N Pからなる少な く とも 1 つの中間層 A N P と 15 少な く とも 1 つの出力層から階層型ネッ トワークを 構成することを特徴とするニューロ コ ン ピュータ。
38 ) 複数の A N Pからなる層の出力信号をアナ口 グバスを介して入力側に帰還することにより一層を 時分割多重使用ことによりにより階層型のネッ トヮ
20 ークを構成するニューロコ ンピュータ。
39 ) 複数の A N Pからなる層の出力信号が定常状 態になるまで帰還勣作を操り返して帰還型ネ ッ トヮ ークを構成することを特徴とするニューロ コ ンビュ 一
25 40) A N Pによ り階層型ニューラ ルネ ッ ト ワーク と帰還型ニューラルネ ッ トワーク とを組み合わせて ニューラルネ ツ トワークを構成する ことを特徵とす る ニュ一ロ コ ン ピュータ。
10
15
20
25
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